匿名希望さん 男性 45歳
人には様々な事情や状況があるので一概には言えませんが、自分の考えは基本的に、自身の親の介護を願う為の「嫁」、子供の面倒を看てもらう為の「母親」は求めていません。
自分がこれから生涯を歩んでいくうえで、共に気持ちから支え合える伴侶を求めています。
なので「結婚」という形式も求めていません。
やはり今の時代、男女共に40歳代にもなると、それから先の生涯設計をしっかりされている方が殆どだと思います。
その中に親の介護をどうしていくか、も含まれているのは当然だと考えています。
なので自分は、親の介護の事など互いにある状況、それに、それまで培ってきた財産などはそれぞれが固有のものとして責任を持ち、その中で互いが気持ちから協力出来る部分は相談して決めていけたらと良いと思っています。
自分も親の介護は考えていかないといけない状況でもありますし、子供の養育もまだ継続段階でありますが、それでもそういった部分を相手に助け合って欲しいという発想は出てきません。
その分、自分も相手に対しては、そういった面の自立、経済的な安定を求める訳ですが、冒頭でもお伝えした様に、この年代になると生涯設計が出来ているのが当然と思っていますので、やはり同じ価値観、状況にある方を求めている次第です。
自分は此方でお会いした方の中で、「結婚」を強く希望されている人と話を進めてみると、どうも打算的な方が多く見受けられる様に思いました。
此方で相手と出会い、惹かれ合って、互いが気持ちから協力して苦難を乗り越え、その結果に「結婚」となるのは有りだと思います。
しかし、そんな「人」の部分が欠けた状態で、「結婚」という形式ばかりが先行した考えの人は、受ける側にとっては負担以外の何ものでもありません。
先ずは互いが独りでもやっていけるだけの気構え、それにその気構えが実際の形となって表れた状況が整っていること。
それがしっかり出来ていれば、自ずと「結婚」に対する意識も下がってくると思います。
それを抜きにした利己的な考えで「結婚」を求めている人と一緒になってしまったら、ただ経済的な事や、身の回りの世話的な事を背負わされるだけで、それを受けた相手は疲弊し、つまらない人生で終わってしまうと思います。
結婚は、20代そこそこ、遅くとも30代半ば迄には決めるもの。
それ以降の40代にもなれば結婚を意識するより、親の介護など、今ある状況に責任を持ち、独りでも生涯を迎えられる準備を考えていく事の方が大事だと自分は思います。
そしてその過程の中で、心から共感し、協力し合える伴侶を探していければ良いのではないでしょうか。