匿名希望さん 女性 41歳
私の経験談。
私も法律関係に勤務(今は事務所勤務)しています。
当時、私はクライアント。先方は事務所勤務。
事務所はクライアント主義で動いてくれます。また、相談も混みいった話になる。話はほとんどが電話です。時には1時間にもわたり電話会議をするし、日に何度となく電話します。また、事務所に訪問してラウンドテーブルミーティングもします。
協議は、当然守秘義務があるので、社内であっても当事者以外には話せないですよね。社内からはコンセンサスがなかなか取れないジレンマもある。そんな事件をかかえていると、苦労をわかってくれる人に片寄る気持ちは出てきます。気心が知れるようになると、事務所の先生方と飲みに行ったりしていますよ。複雑な長期に渡る事件もスムーズに図れる呼吸も読める。私は彼らに出会えて仕事のキャリアを重ねることができました。
…でもね、それは決して恋愛感情ではないんです。同士であり、師でもあり人間同士の絆、とでもいうのでしょうか。お互い仕事のプロとして築き上げてきたものでもあります。
貴方が事務所勤務だとすれば、ご年齢からこれから、ますます士としてキャリアを重ねていかなければならない。大口クライアントの女性と仲良くしてはいけない決まりはありませんが、そのことを事務所の所長、パートナーに仁義を切る覚悟はありますか?相手は「大口」クライアントであることを頭に叩きこんでおくこと。事務所という職場は、例え法人化されているとしても、所長中心で周っている所です。所長にとって不本意なら貴方の立場はありませんよ。そこのところは、一般の企業より閉鎖的であり厳しいところだということは、少なくとも2年は勤務していらっしゃったらご理解できると思っています。
お辛いですが、今の関係で恋愛感情を出すのはお勧めできません。仕事と恋愛はきっちりわけること。貴方はまだお若いので納得できないかもしれませんが、キャリアを諦められないなら、今の立場を変える覚悟をすることです。