匿名希望さん 男性 37歳
きれいに歳を重ねる…難しい課題ですね。似たような質問を後輩から受けることも、わたし自身がいろいろな年代の先輩方に問いかけることもありますが、毎回、正解には辿り着けないで終わります(飲んで、ぐでんぐでんになりながら・笑)
方法論はたくさんあるとは思うのですが、私自身は、そのような疑問を疑問として思い続けることが大切だと思います。 答えらしきものは、もしかしたら雲や霞みたいなもので、かたちはないんだなぁ、と思います。
ただ、そんな中でも意識しているのは、なるべく誰の意見でも耳を傾けるようにしていることです。 年を重ねると、どうしても経験則から好みや「正しい(と思う)こと」がはっきりしてきてしまうので、それを意図的にリセットしています。 いろんな意見を聞くことは、それが単純に「知らないことを覚える」というだけでなく、自分を触発するいいきっかけになると思っています。
わたし自身、将来どのようになりたいか、というのは難しい課題ですが、こうはなりたくないなぁ、と思うのは、考え方が凝り固まっている人です。 一見、正しいと思うことがはっきりしているので、ブレがないように見えるのですが、柔軟性、ひいてはバランスに欠けてしまっているように思うからです。
そういう意味では、他人と話すとき、特にそれが相談であるならば、明確な答えを用意せず、多少の遊び(=許容範囲)を認めるようにしています。 正しくもなく、間違ってもないところをしっかり判断できるのが大人なのかなぁ、と思います。
実際に行動に移すにあたっても、人それぞれ方法はあるとおもいますが、私はどこかのコミュニティに属するのも手だと思います。 わたしは(巡り合わせで運悪く)マンションの管理組合の理事になりましたが、いいきっかけになりましたよ。 会社の部活や飲み会に積極的に参加する、というのも面白いかもしれませんよ。