匿名希望さん 男性 54歳
私の経験上、食べ物の好き嫌いが激しい人は、あらゆることに好き嫌いが激しい傾向があります。
こちらのやることなすことすべてに、露骨に好き嫌いを示して、何かとイチャモン付けられたのでは、たまったものではありません。
私は、相手の出自を推し量る一環として、高級フランス料理店にお連れして、そこでの振る舞いを観察することがあります。お品書きが、全部フランス語だったら、私には相手を見る理想の場です。
そこでお下劣なことをやっていただいたら、次はありません。かかった費用は、手切れ金や授業料だと思うことにいたします。
他にも、高級品を贈って、出方を見ることもあります。
知人が「お嬢様」と結婚すると自慢していたので、漆塗りの品物を贈ったら、この「お嬢様」は事もあろうに、漆塗りの品物を台所洗剤をスポンジにたっぷりと付けて、ゴシゴシと洗ったのです!
私は、この「お嬢様」がニセモノであることを即座に見破りました。それどころか、ゴシップ話やマウンティングが大好きなようだったので、身に危険を感じ、関わりを断ちました。
食事やプレゼントで相手を見るのは、ヨーロッパの王侯貴族や日本の武士が普通にやっていたことです。