2度目ですさん 女性 47歳
コメントありががとうございます。
お礼文も大変おもしろく読ませていただきました。
性別ではなく個人、という話なんですが。
「女性は〇〇されたら嬉しい」は「私は〇〇されたら…」
「男は〇〇な生き物だからしかたない」は「俺は〇〇な生き物…」
「普通は〇〇」は「自分は〇〇」or「多数派は〇〇」
という読み替えをしておくのがいいのではないかと思います。
読み替えというか、実態はこっちのが正しいのだと思いますが、
強く自己を主張するのを避ける感じや「みんなと同じ」という心理から、
主語を大きくしちゃうんじゃないかな、と。
もうちょっと「I think…」で語れたほうが、ラクに生きられるような気がしますが、
それはあくまでも私の感性です。
一般化しているほうが心が安定する人も、それだけの数いるということだと思のうで
良し悪しのジャッジをするのも違うかな、と思っています。
受け手側の問題としては、男性AのAという主張と、男性BのBという主張が悪魔合体して
「男性はAでBだと主張している!」という感じ方になってしまうケースも見受けられます。
(男性を例にしましたが、もちろん男女は関係ありません)
主張の数が3つくらいまでは合体できるものの、あまり数が多いとくっつけないみたいですが
必要以上にタチの悪い男性像や女性像が出来上がっている気がします。
「男性が出すのが普通でしょ」という人は、差別を受け入れているか、というと
別にそういうわけではないと思います。受け入れようが入れまいが「ある」ものなので。
うまく説明できるかわかりませんが…
ジェンダーギャップでも家父長制でもいいんですが、
大きな系統立った概念と個別の事例って、そんなに簡単につながらないんですよ。
加えて自分の不利益は見やすくても、利益は見えにくいじゃないですか?
だから「男女の収入格差はある」「家事労働の不公平もある」これを”ピンポイントで”是正する対応が
「男性が奢って当たり前」「家事育児を自分ごとにしてください」
という主張なんだと思います。
将来的に関係を構築するかどうかわからない相手に、将来のフェアな関係性を期待して割り勘にする
って発想にはならないんじゃないかな、と。
裏返して、男性だって将来の相手かわからないのにお金使いたくないのも当然だと思いますが。
どこで復讐を止めるか?と似た話で、男性にとっては差別の再生産であり、
女性にとっては差分の解消というすれ違いなんですよね。
て、書きましたけど。
実際は女性側が高収入でも「男性が奢って当たり前」は生きているかな…(むしろ強い人も)
大半の女性にとっては「男性が奢るのが普通」だし「そういう感性を持っているひとが普通」なんだと思うんですよね。
そして婚活では「普通の人」がカードとして強いんだと思います。
とはいえ、自分にフィットする人と出会えればいいわけで、
主さんが首都圏のかたなら、サービスとしては「キャリ婚」をおすすめします。
がんばってください。