匿名希望さん  男性  46歳

家父長制から男女平等に世の中が流れて来ていて、一様ではなくグラデーションのように人それぞれ価値観は違うと思います。もちろん生まれ育った年代にも影響を受けていると思います。

私個人は若干家父長制の影響を受けているのでしょうか、デート代を男が奢るというのにそれほど違和感がありません。ただ、ありがとうの一言もなければムカつくと思います。そんな人に会ったことないですけどね。

家事については全く不得意なので、正直な気持ちはできればお相手さんに多くやってほしいと思っています。ただし、男が稼ぐのだから家事を女がやって当たり前というところまでの気持ちは持っていないつもりです。

あと、家父長制の影響を受けているかもしれないと思うのは、自分より相手さんの方が収入が上だったら居心地悪いだろうな、という気持ちがあることです。これ何なんですかね。

家父長制賛成とかフェミニズム賛成とかは自分自身よくわかりませんが、婚活の中では主義主張よりも自分の居心地が良さそうなお相手さんを選びたいな、という感じです。

三十路ニストさんからのお礼

こんな質問を書いておいてなんですが、家父長制そのものは意外に公平なんですよね。結婚後に手に入れた財産の半分は妻に権利があるというのは、家事育児で夫の労働を支えた女性への報酬だと考えることができると思いますし。

問題があるのは、「食わせてやってる」という男性の思い上がりのほうで、これが女性嫌悪を生み出し、逆に男性嫌悪の原因の一端を担っているとも思います。でもまあ、ヘトヘトになって朝から晩まで働いたあげく、ぼんやり休んでたら「家事をやれ」と文句を言われたら、さすがにちょっとムッとするかもしれません。

「ごちそうさま」を言わない女性、多くはないがいましたよ。あとは、次回は無いなと思ったから割り勘を申し出ると、あからさまに「はあ？」という反応をされたりもありました。

収入や能力というのは、個人のプライドに直結しやすいと思います。資本主義社会では特に、年収で判断されることも多いですから。そういう意味では「女性のほうが年収が高くて居心地が悪い」というのは、やっぱりちょっと蔑視的かもしれないですよね。ご自覚されているようだから、問題はないと思いますが。