匿名希望さん  女性  38歳

「男は稼がなくちゃね」というのは差別的ではないと思います

男性に経済力を求めるのは、特に若い女性の場合は子供を産んで育て、教育を十分にさせてあげたいというところだと思います。（もちろんそうじゃない質問者の思う差別的な女性もいらっしゃるとは思いますが。）

例えば、女性が妊娠したとします。
産休、復帰はまだ企業の理解が少ないです
特に中小企業ではその余裕はないんじゃないでしょうか？

女性によっては妊娠してからツワリが酷くその時点から働けない方もたくさんいます。
産休は出産のだいたい約1月前からしか取れませんから、そうなると女性は仕事を辞めるしかありません。

出産まで満足に動けず、出産し、そこから社会復帰となると、育児があるので、フルタイムではなくアルバイト、パートとなると思います。
収入はものすごく下がり、男性の収入によりかかる事になると思います。

また２人目、3人目となると女性の正社員復帰なんて厳しいです
雇う側は、1年程度でいなくなるかもしれない女性を高額で雇うリスクは避けると思います。
経営者からするといつでもクビをきれる状態で雇うのが賢いというものだと思います。
上記を考えると子供のほしい女性は経済力のある男性を…となるので差別的というよりはそうざるおえない女性の現状だと思います。

男性がごちそうするのが普通　というのは、私も微妙に思いますが、（将来的に子供を妊娠するたびに自分が何度も働けなくなると、ケチな男性は嫌に決まってます）

ケチなのかどうなのかを見極めたいがために、デートは快く出してくれるのかどうか知りたいというのは理解はできます

それから、お金はあるだけ良いものですから、
婚活をするのなら、たくさん持っている人がいいとなるのは、欲しい子供の数と、どのくらい子供や家族にお金をかけれるかを計算してかな？と思います。

（もちろんそうじゃない方もいると思いますが
友人で婚活をしていた20代後半の女性は、子供が3人欲しいし、衣食住も教育もしっかりさせたいと言っていました。その友人は自分の年収は350万でしたが相手は900万前後を探していましたよ（汗　出産して２年は家庭に入ってつきっきりで子供の世話をしたい、3人の子供にかかるお金のお計算をして老後も余裕をもって暮らしていけるならこのぐらい必要…だそうです、私自身は子供は望んでませんので年収に関しては同じぐらいの方を探しています）

三十路ニストさんからのお礼

ご回答ありがとうございます。

現代では、「男だから」「女だから」というのは一般的にセクハラに分類され、「男だから稼がなくてはいけない」がセクハラだと言われはじめて久しいです。不景気だ不景気だと言われて久しいですけど、やっぱ今は、女性にポンポンおごれない経済事情の男性も少なくないですし、そうなると、男だからという理由だけで伝票を押し付けられると、キッツいわけですよ。

ご指摘どおり、男尊女卑社会（というより家父長制的社会と認識していますが）が長く続いた余波により、女性の社会進出の基盤がまだまだ圧倒的に不完全であるのは確かだと思います。ただ、育休などについては男性も非常に取りづらく、取っただけで出世コースから外されたりもするので、これは必ずしも女性だけに限った制度的欠陥ではないのです。性別を問わず、古い通念が現代に適合しなくなったがゆえに生まれた歪み、みたいなものも割と大きいはずなんですよね。取れるものなら自分が育休を取りたい男性だって、今のご時世けっこう多いのです。

なので、このあたりは社会制度というか、社会的通念が早く変わり、産休はまあ代わりに生むことが不可能なので申し訳ないですが、男女ともにストレスなく育休くらい取れるようになるといいですよね。ましてやこれからは、未来の納税者をガンガン増やしていかないと、我々世代の老後が積みますので。

話はそれましたが、そうした旧来の怨念が染み付いている社会的事情を鑑みた上で「男だから稼いでね」というのは、まあしょうがないというか、合理的な話だと僕も思います。家父長制的社会制度から男女均等の制度への移行は、一朝一夕ではいきませんからね。なのでこれは、差別を受けたうえで下す仕方のない判断であり、事情さえ違えば「だいじょぶ、私も稼ぐから」になる、健全な「男なんだから」なのだと思います。

ただ世間には、そういうのをまったく抜きにして「男が出すのが普通でしょ〜」っていう女性もめっちゃ多いんですよ。別に数千円の食事代くらい痛くもなんともないのですが、「男だから」という理由だけで支払いをさせられるのなら、これは差別でしかありません。そして、そういう差別をする人は、自分も差別されることを受け入れている人、もしくは受け入れなくてはいけない人だと思います。

「会社で働いて、帰宅後や週末は家事育児に参加しろ」という流れが最近では強く感じられますが、通勤途中に思わず電車に飛び込んでしまうほどつらい思いをして、ストレスまみれの職場で残業までさせられ、帰宅後も週末もひとりでほっと一息つけないとなると、キッツいだろうなあと思います。

これから不景気は進むでしょうし、僕も子供は作らず、年収的に釣り合う女性とDinksになるのがいいなあと思ってます。お互い良縁に恵まれますように。