匿名希望さん 男性 52歳
私が某旧帝大に入学した時、学科主任の女性教授が、当該専攻において、日本で最初に博士号を取得した女性でした。
この先生は、数年前に亡くなりましたが、一生独身でした。
他にも、高齢で独身の男性教授や男性助教授 (准教授) がいて、最初は驚きましたが、次第に慣れてしまいました。
入学直後の学科オリエンテーションで、教授の1人が、「この中で、一生独身でも良いから、生涯研究をしたいという人は、どれだけいるかな?」と言った時には、私はその言葉の意味がわかりませんでしたが、今ではよくわかります。
研究して過ごすということは、しばしば一般の人が好むことの大半から遠ざかることでもあるのです。
当然、「普通の女の子」とは、縁がなくなります。
私の場合、専門分野 (合計3分野) の話題、芸術系の話題 (趣味のバイオリンや絵画等) 以外は、かなり疎いので、これらの話題に興味がない女性とメールのやり取りやお話を続けるのが、難しいです。
また、結婚することによって、研究活動を断念させられたり、芸術系の趣味をやめさせられたりするのが、嫌なのです。
専門書買うお金あったら、TDL行こう!なんて言われたくありません。
適切なお相手が見つからなかった場合、一生独身でいるつもりです。