胡蝶蘭さん 女性 35歳
壮絶な例としては、十八年の付き合いになる看護師の親友でしょうか。
彼女の旦那様は同い年のイケメン、知り合った当時はお店を経営していましたが経営破たん、無職の状態で、しかも知り合った時より20キロも太った状態で彼らは入籍することに。
流石に親友として心配でたまらず、「彼と結婚して大丈夫なの?!」と止めましたが、「大丈夫、ああ見えて彼、趣味は貯金なんだよ」とあくまで彼女はあっけらかん。
心配は杞憂に終わり、彼は10キロ痩せてまともな仕事に就き、彼女に稼ぎの全てを渡しているそうです。
彼女は彼に「働け」とは一度も言わずに、仕事をして楽しく毎日過ごしていただけだそうですが。
旦那様は彼女のことを「神が俺を更生させるために天から遣わした天使だ」と言い、今でもラブラブ夫婦です。
他にも幸せそうな結婚をしている友達というのはいずれも人格者というか、メンタル面がかなりタフです。
人に求めないで自分に求める。
相手に幸せにしてもらおう、という依存でなく、結婚は与える行為だと思っている。
旦那様の稼ぎが良くてもそれに甘えずに自分も資格を取っていたり、常に向上心があって、毎日を感謝と笑顔で過ごしています。
理想の伴侶を見つけるには、まず自分がそれに相応しい人間になるべきなんだなと、話を聞くたびに身が引き締まります。
夫婦ってだんだん似てくるともいう実例をたくさん見ているので、似られたりマネされてもいい自分でありたいですね。