匿名希望さん 女性 38歳
なんだかひどい言われようです。私は仕事帰りの医師です。
確かに収入だけを考えると、同じ時間、同じ労力を注ぎ込むなら他の職業のほうがよいでしょう。
臨床現場の医師なんて「きつい/きたない/きけん」の3Kですから。こんな仕事を続けるのに「先生」とでも読んであげないと誰も続かないから?なんて、もっと若い頃に追いつめられたときには思いそうになりました。
日本にいながら労働基準法に守られない勤務時間。加えて勉強や学会活動にも時間を割きます。
では、時給に直したら高給とはいえないであろう条件で働くのはどうしてか?他の方が仰るように変態だから?
今の仕事が好きで、自分の天命だと思ってプライドをもって取り組み、目の前の患者さんの役に立てることを喜びと思い、そこに自分の生きている時間を注ぎ込んでいる。続けられることに感謝している。そういう考えの同僚や先輩、後輩を何人もみています。
弁護士にしても医師にしても、それ以外の仕事にしても。鵜飼いの鵜のようにサラリーを持ってくる存在や配偶者のステイタス?を満たす存在として考えるのではなくて、その仕事を選んで続けている相手を人として尊重してもらえないものでしょうか?
そもそも、年収以外にいいところがあるか疑問という発想をされる方とは、お互いに接点がないままが一番良いと思いますが。