匿名希望さん 男性 44歳
この内容の相談、何度か上がってきますよね。
これは、あくまでも私の場合ですが、お答えします。
どうしてそういうさもしい考え方しかできないんでしょうか?まず、根本的な考え方として、別に男性は女性の生活を経済的に支える義務なんてありません。一緒に協力して暮らしていこうという考え方がないから、そのようなさもしい考え方になるんです。
自分で自分の生活を支えられないほど収入がない人と結婚することになったなら、相手は私の収入を当てにしている、といえるでしょう。でも、上記の相談のような考え方はおかしいといわざるを得ません。
基本的にどちらの収入を当てにする、などという考え方自体がおかしいと思います。二人の収入を合算して、出費が必要となることを洗い出して、費用をかける比率はパートナーと考えながら決めていけばいいと思います。
子供を持つ、親の介護をする、ということを考えた場合、共働きのバランスは崩れます。これは仕方のないことです。こういう事態の対処に困らないだけの稼ぎのある男性を求めるという女性は少なからずいらっしゃいます。でも、そういう考え方こそ、相手の収入を当てにしている、といえます。つまり、ふたりで協力してやっていこうという気持ちがあるのであれば、このような事態を想定して、ことが起こる前にお互いの収入額に見合った貯金をしていこう、と相談するのが道理です。そして実際に、育児、介護が必要になったとき、どちらが家庭に軸をおくかを相談すればいいと思います。