経験者さん 男性 49歳
私も電話が苦手な一人です。
「毎日電話はしんどい」という気持ち、凄くわかります。
メールと違って、電話は時間が拘束されてしまいます。しかも、内容によってはいつ終わるかわからないところが厄介です。
電話をしている間は他のことが全くできません。帰宅後にやりたいこと、やらなきゃいけないことがあるのに、それを中断して電話に縛り付けられるのは、いくら好きな相手でも苦痛なものです。
短時間にテキパキと終わらせる電話だったらいいのですが、用事がある訳でもない、ダラダラした電話は特に時間の浪費感があります。特に、声が聞きたいという趣旨の電話はそういう傾向があるんじゃないでしょうか。
それに、ダラダラした電話は結構疲労がたまるものです。特に電話が苦手な人にとっては、この疲労はかなり辛いものです。電話が終わった頃には深夜になってて、疲れだけが残ってやろうと思っていたこともできず、そのまま寝るしかないという状況は、とても虚しいものです。
そんな私も、30代の頃、好きな人ができた時に毎日長電話をしていたことがあります。
電話が苦手な私でも毎日電話で話したいと思ったのですから、相当なものです。そうなってしまうと、電話をしたい衝動を抑えられません。
自分なりに遠慮しているつもりなのに、気が付くと30分とか経っていたりします。
毎日声が聞きたい、1秒でも長く話していたいという気持ちも凄くわかります。
しかし、逆の立場になると、それがいかに迷惑なことだったかを実感しました。
お付き合いしているのであれば、相手の方も相談者さんに対して好意はあると思うのです。しかし、一旦電話に苦痛を感じてしまったら、ベルが鳴ると「あぁ、またか」という気持ちになってしまいますよ。
相談者さんは「こちらに気を使ってほしい」とおっしゃっていますが、相手の方も同様に思っていることでしょう。
相手の時間を拘束しているという意味では、むしろ拘束する側が相手に気を遣うのが筋だと思うのです。
今の私は、彼女さんを全面的に弁護したいところです。
毎日ダラダラした電話をするよりも、週1回だけ、気持ちが盛り上がるような電話を短時間で済ませた方が好印象だし、インパクトも強いと思いますよ。
月2~3回でも会えるんだから、そのときにたっぷり話せばいいじゃないですか。
せっかくの交際相手、電話ごときで失わないようにね。