匿名希望さん 男性 57歳
ご相談内容がとても重いのですが、ご相談者から与えられた情報が非常に少ないので、具体的なことを言うのは避けます。
この内容を読ませていただき私が感じたことは、過去の2つの辛くまた恐いご経験から、ご相談者は、「自分が汚れた存在になった」、また「自分は価値のない存在になってしまった」という風に自尊心を非常に深く傷つけられているのではないかということです。
自尊心が深く傷ついたために
>「酷いこと言ってやって、私のことなんて嫌いになればいいのに。そしたら振られてこっちもスッキリする」なんて恐ろしいことを、考えている自分がいました。
というようなことを考えてしまうのではないでしょうか?
「こんな自分なんかまともに愛されるわけがない」「またこの人も前の男たちと同じことをいずれはするようになるんだ」とか思ったりしませんか?
だからご相談者が今やるべきことは、「自尊心の回復」だと思います。もっと簡単に言うと「自分で自分のことが適度に好きになれるようになること」だと言えます。そのような状態にまで自尊心が回復すれば、今の彼とも普通にエッチができ、彼に対する愛情も一層深まるような気はしますが・・・
一つだけご提案させてください・・・
今の彼とエッチをしている最中に心に浮かんだご自分の認知(思考やイメージ)や感情とその主観的強度をノートに書き記すことをお勧めします。それを持って心理カウンセラーや精神科医に見せれば、治療にうまく反映してくれると思います。
例えば、
<思考>
結局、男は皆私の体だけが目当てなのだ。おそらくこの人もそうなんだろう
<イメージ>
過去の男たちとのエッチ場面やDV場面の再現映像を具体的に記述する
<感情と主観的強度>
みじめ(65%)、自己嫌悪(85%)、悲しみ(40%)、怒り(90%)等
虐待やDVの被害者はとかく自分自身を責めがちになりますが、ご自分を責める必要は全くありません。責められるべきは加害者のほうですから。
心の問題に特効薬はありません。あせらずにじっくり治してください。
十分お役に立てずにごめんなさい。