匿名希望さん 女性 43歳
昨日ちょうどyahooニュースで「親権をもてなかった母親への冷たい視線――子どもと別居する苦しさと葛藤」という記事を読んだばかりでした。
日本では90%以上が母親が親権を持つそうです。
ここの回答欄に並ぶような親権を持たない母親への批判的な目への葛藤などについて書かれていました。
その記事によると
家庭裁判所が親権者や監護権者を決めるときの基準の一つに「母性優先の原則」がある。その一方で、「監護の継続性の原則」も重視される。これは、これまでに子どもが育ってきた環境を継続したほうがいいという考え方だ。
そのほか、経済状況を含めた監護態勢や、兄弟・姉妹は一緒に育てたほうが子どもにとっては利益があるという事情(兄弟姉妹不分離の原則)も勘案される。
と書いてありました。
基本的に我が子ですから、親権を取りたいのは父親も母親も同じだと思います。
この記事のケースでは家族経営の工場の家に嫁いで、仕事の手伝いはもちろん休みの日に出かける場所まで義父に決められるような状態が我慢の限界に達して、夫に夫婦と子供だけで暮らしたいと言ってものらりくらりとされ、遂に限界で実家に子供を連れて帰ったそうです。家出をしたら夫も真剣に考えてくれるかと思い強硬手段に出たそうなのですが、娘の入学式があり一度家に娘だけ帰したところそこから夫とも連絡も取れず離婚することになり、ただ既にその時点で継続的に娘は問題なくその家で暮らしていたので、その状態が保護されて母親が親権が取れなかったそうです。
もうひとりは暴力夫と別れ娘と暮らしていて、親権を父親、監護権を母親が持ち、週末だけ父親のところに泊まっていたそうですが、元夫から復縁を迫られ断ったところ娘を返してくれなくなり、3ヶ月後に申し立てをしたらそれも「監護の継続性の原則」が重視され取り戻せなかったそうです。
基本的に別れる時に子供を手放したくなかったら、絶対に一時的でも手放してはいけないそうです。
一度手放してしまうと親権を取るのが難しいそうです。
母親の側の有責で子供を手放すことが条件ということもあるでしょうし、上記のような事情もあるそうです。
私も昨日知りましたが。