北風さん 女性 32歳
「ケンカをしても何度も仲直りをしながらやってきた」
浮気を繰り返しても、これまで寛容に受け止めていらしたのは、互いが特別な存在であって、心だけはしっかり結ばれ向きあっている…そのような確信があったご関係なのかなと感じていました。
でも妻帯者という、事実上の特別な存在の奥様がいらしたことを知った今回ばかりは…というご相談者様の苦しみは手に取るように感じます。
私も状況は違いますが、あなた様と同じ立場にあります。別れて半年が経ちますがいまだ癒えぬ想いがあります。
そして私も同じように「彼に二度と同じことを繰り返して欲しくない」と思い、何度も訴えようという想いに駆られました。
でも時が経ち、本当は「どれだけ傷ついたか、彼に理解して欲しい」という気持ちの表れだったことに気がつきました。
ご自身の本音をぶつけられましたか?未消化で行き場のない気持ちは、これまで「理解のある女性」であったあなた様自身が、最後まで本音をセーブしていることがあなた様を苦しめている理由なのではないかなと、ご相談内容を拝見し感じていました。
彼への制裁の前に、最後くらい、今までどんな気持ちで一緒にいたのか、今回どれほどの苦しみを抱いたか、泣いたり喚いたりしても、彼にぶつけてみるのはどうでしょうか。そこからまた見えてくる気持ちがあり、今より前に進むことができるのかもしれないです。
そしてどうか、「自分だけは、嘘偽りなく、誰を裏切ることもなく、真っすぐに彼を見てきた」という自尊心と、凛としたご自身を無くさないで下さいね。
心から応援しています。