シューさん 男性 43歳
はじめまして。
元国家公務員(行政職)で、今は法人化され非公務員です。
身分は違っても仕事は同じことをやっています。公務員時代から、自分は公務員と意識したことはありません。職業欄に書く時だけです。
相談者様の相談内容といいますか、転職の意志は誰のためのものなのかな~と思いました。自分のためなのか、女性のためなのか。
私の職場にも、企業から来られた方はそれなりにいます。最後に大切なことは、仕事への向かい方、に尽きると思います。
年金、現在は分かれていますが、いずれは国民年金基金と一本化されると思います。定年も、年金支給に合わせていずれ65歳定年になるでしょう。給与水準などは市の財政に関わってきますが地方自治体の給与水準は高めになっていますので、今後は見直しがあるはずです。同時に、財政圧縮は人件費削減=採用数を減らし職員への負担は大きくなります。退職勧告は現行制度を考えても想定しづらいです。
が、個人的に思うのは、世の中の多くの方はもっと大変な思いで仕事をされていると思っています。その方々の税金、企業の法人税で行政が成り立っていることを忘れてはなりません。昨年、トヨタ自動車の豊田市に納める法人税が400億減ったという記事があったかと思います。これほどの大打撃はありません。行政は多くの人の働きによって成り立っています。
公務員の組織自体は変えづらいです。一方で、県や市の方と話をしながら、変えようとしている人も大勢います。組織が変わらなくとも自分たちが変わろうとしているのが今や当たり前です。
公務員は全体の奉仕者であって一部の利益者のためではありません。
相談者様が、仕事にどう向き合えるか、先ずはそこからだと思います。