店舗に例えてみましたさん 男性 39歳
バツ3から4回目を狙ってる者です。
若輩者からのコメントですが、3回の結婚経験からご参考までに申し上げます。
男女共にそうだと思うのですが結婚を決める譲れない要素はいろいろあるようです。収入はその一つに過ぎません。性格だって重要ですし、見た目、年齢も重要です。私だって変な宗教に関わっている方は即刻ボツです。要はバランスの問題かと思います。どれかが突出していて、どれかが全然ダメならお話にならないです。均衡が取れているのが望ましいようです。また、相手と釣り合いが取れているかどうかも問題です。
つまり、ポイントは2つです。バランスと釣り合い。
これは、例えて言うなら、店舗で物を売るのに似ています。商品の性能、見た目、ブランドなどこれらを総合して価格と釣り合うかどうか考えますよね。しかも、競合他店の価格を参考に、魅力的な価格に設定します。それと同じです。ご相談者様は、言わば店主。商品の性能、見た目、ブランドなど訴えかけるものが強く、他店とも差別化ができているのであれば、価格を高く設定しても売れます。そうでなければ、釣り合うように安くしなければ売れません。また、価格も重要ですが、スペックのバランスも重要です。見た目は良いけど使い勝手最悪とか、すぐ壊れるとか、非常に評判の悪いブランド(メーカー)のものは価格に関わらずあまり売れません。上記の点を冷静に判断できなければ、たちまちお店は経営難です。この例での商品のスペックは、ご相談者ご自身のスペック、つまり性格、年齢、見た目、社会的ポジション、経歴、収入、家族構成に当たります。競合他店は婚活中の他の男性、価格は女性に求める条件や女性との釣り合いを指しています。
8年間、売れずに来たのであれば、実際の店ならとうの昔に倒産です。ここらで現実を見据えて厳しく考える必要があるのではないでしょうか。少なくとも商品のスペック(=御自身の磨き具合)や、価格(=女性に求めるもの)を、お客さん(=女性)に受け入れてもらえるように、かなり冷静に考える必要があるのではないかと思います。
男女関わらず、未婚女性陣もそうですが、私の目から見ると、高年代層の結婚未経験の未婚者の方々は概して条件が厳しめです。そして、それが最低条件だと思い込んでいると感じます。最も厳しい条件は「自分が好きな相手でないと付き合えない」ってものもあります。恋多き人間から見ますと、これではいつまで経っても相手は現れないんでは? と思ってしまいます。好きになるかどうかは付き合ってみてからで良いのではないかと。
また、必須条件の大半は思い込みだと言い切れます。ふくよかな女性でも魅力的な方はたくさんいます。私自身、もともとは細身の女性が好みだと自分で思っていましたが、ふくよかで魅力的な女性と出会ってから、そうは思わなくなりました。また、年上の女性もまったくの守備範囲外、論外と言っても良いほどでしたが、一度、かなり無理強いで付き合わされたところ、ガラッと考えが変わりました。かなり心地良いです。どちらもいわゆる、食わず嫌いだったようです。
別の例では、私も金銭面で苦労した時期がありました。苦労している様子を見て、今まで働いていなかった元妻が、自ら懸命に働いて支えてくれました(なんで離婚したんだ?という疑問はさておき)。働けと強要していたら、働いていなかったかも知れません。
まずは、食わず嫌いをせずに、「性格が合いそうだ」という一点だけでお付き合いしてみてはいかがでしょうか。あとのことは目をつぶって。男女共、完璧な理想の相手に巡り会える可能性なんて、ほとんど無いです。世の夫婦は双方とも何かに目をつぶってます。目をつぶっていられる範疇の相手を探して結婚した、というのが正確なところだと思います。私のように好きだ惚れただけで結婚していると逆に長続きしない可能性が多分にあります。今まで下記でコメントしてきた方々も仰っていますが、まずは、条件を全部取り払って、寄るもの拒まずで臨んで、その上で、直に会ってから、あるいは付き合ってより深く相手を知ってから取捨選択すればよいのではないでしょうか。
一方で、条件にこだわり続けるのも選択肢の一つです。ただし、この選択は「一生未婚で終わる可能性が比較的高い」というオマケ付きですが、この可能性の高さを許容できるのであれば、良い選択でしょう。
どんな無茶なことでも可能性はあります。問題はその可能性の高低です。人生破綻気味の私から贈る言葉は「人生、チャレンジですが、リスクコントロールが重要ですね!」です。
厳しいことを書きましたが、ご相談者様のためを思って書きました。以上、ご参考になれば幸いです。