かすみ草さん 女性 48歳
お悩みですね。
拝見して、まず、貴女が意図的にか、性格からか、具体的な原因をぼかして書いてるので、その時の貴女の心理は推測でしか検証できませんが、やってみましょう。ミスリードでしたら、ご免なさいね。
>彼は努力・行動したが、貴女は諦めた(二人の未来?)が、ある日彼がやはり大切だと気づいた。
…これは最初、家族の反対にあって別れたのかとも思いましたが、「裏切ってはいない」という言葉から、例えば以下の例で、
○貴女の元彼(もしくは他の気になる男性)がアプローチして来て、揺れてる貴女を見て、彼は貴女の為に身を引いた。
もし、こういう事なら、予測できる原因は3つ。
①揺れてもいたし、選べなかったから、彼の選択をそのまま受け入れた(諦めた)。→今も自分からは行動できない(彼に声をかけられない)。
②貴女が大切だから身を引いた彼。→だが、彼を必要としているのは、寧ろ貴女の方だった。
③その時にあった問題(この場合は他の男性)よりも、今は彼の方が必要だと気づいた。→偶然に再び出会う(できれば彼が行動を起こす)「運命」が訪れてほしい…。
まず、私見として、私は「運命」はあるものではなく、「創る」ものだと思っています。
例えば、そういう偶然の現象があったとしても、それは、心理的見地からいえば、「現実の回避による希望的観測」でしょうか。言い換えれば、人は、苦しい過去や後悔を、「運命だった」と位置づける事によって諦め、また、その時の後悔を、「実は他に方法があったのではないか」と、今度はいい運命が訪れないかと願う「幻想」づける訳です。
変な例えかもしれませんが、よく人は「身体の相性がある」といいますが、これも、あるものではなく、「創る」ものだと思います。何故なら、人は皆感じる場所や感性が違います。それを探り、二人でしっくりくる相性を創り上げる事、それが「相性」だと思うからです。
この様に、人間は、感情の動物ゆえ、自分の中に逃げ道をこしらえます。自分にとって、不利な事柄に対しては、「相性が悪かったんだ」「運命じゃなかったんだ」と思う事によって、諦めたり自分を慰めたりする訳です。
ですが、これを全て、「運命は創るもの」だと位置付けたらどうでしょう?
客観的に自己を見た時、全く違った答えになったかもしれません。貴女が悩んでいる原因は、そこにあるといえるかもしれないのです。
…貴女は、自分の弱さゆえ、「運命」に逃げていた、これからも逃げたいのだと。
ですが、諦める必要はありません。
何故なら、貴女はもう答えのヒントを得ているからです。
「彼が大切だと気付いた。彼を尊敬している」この「気づき」は、もう既に、貴女が変わろうとしている証なのです。つまり、心理学的には、貴女はもう「行動」していることになるのです。
以上、私からは、「運命は創るもの」→「何もしなければ何も起こらない」→「昔の後悔は繰り返すべきではない」の見地から、
「貴女がほんの少し勇気を出して、彼に(自分にも)チャンスをあげること」それが答えだと。
二度と後悔してはいけません。
どうぞ、少しだけ、足を踏み出しましょう。
春を信じて^-^
