クルクルさん 男性 31歳
こんばんは。
手をつなぐのは帰り際だけのようなふるまいからして、お相手は、シャイな方のようですね。恋愛経験もさほど多くはないのではと察します。
そんな彼にとって、お泊まりデートの提案は、一世一代、男を賭けた一大事だったと思われます。それを断られたことで彼の自尊心が傷ついたことは容易に想像できます。
しかし、あなたの断り方は必ずしも完全拒否ではなかったようですね。付き合い始めの男女にはよくあるやりとりです。要は、もっと時間をかけて恋愛を発展させてからにしましょうということだと思います。しかしですね、えてして恋愛初心者の男性にはこういう女性心理が分からないんです。好きならオーケーなはず、オーケーでないということはもう嫌われたんだ、という具合に0か100かという受け止め方をしてしまいます。そう思いこんだら最後、そうではない旨、一生懸命あなたが説明しても、全部気休めにしか聞こえないのです。なぐさめを言うくらいならいっそのこと振ってくれ、という心境になります。自尊心をくじかれたことも相まって、金輪際、かたくなに殻に閉じこもってしまいます。
典型的な男女のすれ違いです。男女は根本的には相互理解は不可能だといった言説をよく耳にしますが、そのことを地で行くようなケースですね。
こういう場合、粘り強く説得し、彼の思い込みをほぐしてあげるより他はないと思います。彼にとっても、長い目で見れば、いつの間にか乗り越えてしまっているような小さな試練なのです。そんな彼の成長過程に付き合っあげられる想いがあなたにあれば、是非根気よく付き合ってあげてください。そういう恋愛もありですよ。
失礼します。