夜明けの星さん 男性 47歳
もう少しつけ加えておきます。
男性もそうですが女性はそれ以上に、若いうちは「初婚の男性」を、ある程度の年令になってからは「離婚歴はあってもいいが子供のいない男性」を、と希望する方が多いことはこのサイトの傾向を見てもわかるように顕らかです。
そして、それらの女性の多くは結婚して子供ができ、その子供が結婚の時期を迎えると、子供の結婚相手に対して、若い頃の自分の価値観を当てはめるのが普通です。ですから自分の娘の結婚相手には自分の若い頃と全く同じことを求めますし、自分の息子の結婚相手には自分が若い頃に男性に求めていたことを女性に求めるようになるのです。それじゃなくても母親というのは息子に甘いのが普通ですから、息子に苦労させたくありませんし、女性というのは血の繋がらない子供に対して男性とは別の感情、ある種の本能的な嫌悪感と言ったら語弊があるかもしれませんが、そういうような感情を抱きやすいのも事実です。また、相談文からは読み取れませんが、相手の男性に子供がなく、相談者さんのお子さんが男の子であった場合、もしも結婚というようなことになれば相手の家にとっては将来の“跡取り”を迎え入れることになるのですから、交際の段階でも無関心ではいられないでしょう。
ですから、好きか嫌いか、交際するかどうかもわからない段階であっても、相談者さんがモーションを起こすこと自体を相手の家族が快く思わない可能性も少なくないですし、交際が進んでから知らされると、それだけで親同士の関係が拗れる可能性だってあるのです。
(※次稿に続きます)