skywalkerさん 男性 46歳
折角ですのでワインに例えてみます。
お酒が飲めなかったらごめんなさい。
直接的に言うと失礼な表現になる可能性もあるため比喩にします。
フレッシュでフルーティなワインというのはどれも大抵は美味しく飲めるものです。瓶に詰めてすぐが一番美味しくて、徐々に劣化していきます。
高級なワインというものは長期熟成できるものですが、実際ほとんどのワインが長期熟成には耐えられません。ワインはブドウのみが原料で水すら足さない飲み物ですので、良いブドウからしか良いワインは決してできないのです。良いブドウには適した環境が必要でもあるのですが、それだけでなく人の手が加わって初めて良いワインができるのです。
また長期熟成が可能なワインは得てして作ってすぐには味が尖っていて美味しくないです。美味しく飲むためには熟成する時間が必要なのです。そして美味しいと思うかどうかの好みも分かれやすいのです。
以上のことから質問に答えますと
一つ目の質問に対しては、本当に欲しいのは熟成に耐えうる美味しいワインということだと思います。フレッシュ&フルーティは美味しいのですが深みが足りないのです。ただし飲み物として分かりやすくてそれはそれで良いのです。
二つ目の質問に対しては、果実の凝集感です。凝集感を出すためには収量を抑えて、水も少なければならないのです。日の光も必要でしょう。土・風・斜面など多くの要素が必要となります(テロワールといいます)。冬に果実がないときに枝を剪定したり色々な準備も必要となります。凝集した果汁でなければ決して長期熟成に耐えられないからです。
三つ目の質問に対しては、婚活を真面目にやっているひとなら「遊び」という概念を持たないと思いますし、結局良いワインだったとしても好みに合わなかったというだけじゃないでしょうか。
しかしながら、飲み手(男)のテイスティングする力が必要であることも付記しなければなりません。どんなにいいワインであっても作り手に対する想像力がなければ、ただの発酵したブドウジュースなのです。