匿名希望さん 男性 55歳
話が逸れますがすでにお相手が所有している不動産徒然に
婚姻後の積み上げた資産は共有財産となりますが折半ではなくあくまで婚姻後の資産形成の寄与度が計られます。いい年をした大人の婚姻でほぼ年収が近い二人とします。
婚姻前に取得した不動産は負債があろうとなかろうとお相手の固有の財産。そこを利用するならば、本来その費用はお相手に支払うことになります。
婚姻前のお相手は他人で、その方から夫婦が賃貸するということ。正確には本来はその不動産を賃貸として借りた場合に生ずる賃料相当額を算定しその半分はあなたの負担となります。もう半分は所有者であるお相手自身になります。
ローンは結婚前のお相手の負債、負債も資産なので。
ですからローンの支払いが“共有財産からなんで払うのムキッー”とならないでください。
あくまでもローンの支払いは昔の他人だった彼。
離婚前提みたいですが、男女の平均余命からすれば、彼の資産であるその不動産はあなたの物になる確率が高いのですし。
不動産を売る前提ではなく、彼に貸し出してもらい、彼の得る賃料からローン支払いは充ててもらい、新居の賃料はそれぞれが負担するのと何ら変わりはありませんので。
権利云々や自身の気分を優先するのもよいとは思いますし悪いとも思いません。
夫婦がそれぞれ、給与や収入を増やせるように、あるいは無駄な出費をふやさないように(お互いにね)賢く譲りあえる柔軟さが求められるとは個人的に思います。若い夫婦にはこんなことは言いませんけどね。
士業の方明らかな間違いありましたらよろしくです。