匿名希望さん 男性 54歳
私は、中学3年生の秋頃まで、猫が嫌いでした。西洋の古典文学の影響で、魔物のイメージを持っていました。
ところが、中3の秋に、家族が近所の空き地で、汚い子猫を拾って来たのです。
この猫は、私が寝室に行こうとすると、ニャー!ニャー!と大騒ぎしながら、私にまとわりつきながら、私の布団の中に入って来たのです。そして、その後毎日のように私の布団の中で寝ていました。なぜ、猫が大嫌いだった私と一緒に寝ることにしたのか、私にはわかりませんが、この猫はじきに私の親友になり、死ぬ直前まで、ほとんど毎晩私と一緒に寝ていました。(最後に挨拶に来た。)
それ以来、私は猫が好きです。