匿名希望さん 男性 53歳
私の場合、勉強が忙しかったからです。
高校生の時、数学の研究者に憧れていました (私は、S台予備校やK合塾の模試や受験雑誌の数学の優秀者に何度も名前を載せていました。) が、その地方の県立トップ校にいた (この学校では、理系で成績が良いと、国立大学の医学部医学科に行く人が多い。) ので、親戚の家に、「(私を) 医学部医学科に行かせて、うちの娘を是非。」と言う人がよく押しかけて来て、私は本当に困りました。
知っている人は知っていると思いますが、数学の研究者になろうと思ったら、若い時 (特に、大学院の時) は、親とか親戚からの資金援助がないと難しいです。親戚は、押しかけて来た人の言うなりになることがあったので、私は別の道を選ぶことにしました。(私の父親は、病気になっていたので、卒業まで生きていない可能性があったため。)
数学は一度封印しましたが、理系のことをやっていると、どうしても数学の本を読む必要か生じます。
社会人になった後も、事あるごとに、ロクでもない縁談話が親戚経由でやって来ましたが、ほとんどの場合、私の職業や専攻や趣味等を露骨に嘲笑し、女性とその家族に合わせるように言ってきたのでした。(よくこんな人たちを私の周りは相手にしているものだと思いました。) それなら、一生独身でいた方がマシだと思いました。
数学や科学の本を読むのが、女性と一緒にいるよりも楽しいのですから、私のことを結婚相手にしたいという女性は稀だと思います。