匿名希望さん 女性 54歳
>同年代くらいの、離婚経験者のかたの、婚活についての心境で
三つ子の魂百までと言う言葉もありますが、
まずは、同世代の誕生から生育、
その後社会人となり今に至る、
その時代背景を考えてきてください。
50代の親って、80代くらいじゃないですか?
戦中戦後直後に誕生し、学徒疎開や、
中学や高校卒業後の集団就職、
あるいは大学の学生運動やら、
高度急成長やバブルを造った世代の子供たちです。
我々は、爺ぬき婆抜き、団地に住む核家族、少子化、
個人主義で蝶よ華よと一定の集団的固定観念での(幸せ観)を持つ親世代に、
その幸せ観をよしとせよを、刷り込み教育を受けた世代です。
50・40代とは、その親たちの仕掛けた受験戦争地獄で、
あるものはペンを握り(素直な戦士)となり、
またあるものは(15の夜)やら(積み木崩し)やらを
生き抜いた世代でもある。
※判らない人は、()をぐぐってね。
今50代の男性の4人に一人は生涯未婚と言う数字もあります。
女性だって、高スペックほど未婚率が跳ね上がる。
忙しくて、キャリアを取れば男女共に結婚できない。
そして一方、日本の子どもの貧困率は、子供の相対的貧困 率は1990年代半ば頃から上昇傾向にあり、今や6人に一人は貧困状態、母子家庭が優遇されているから増えてるのではなく、先進国の中でもワーストに入る状態なのす。
それを肌で感じて育った20代は恋愛とか結婚とは、経済性で非効率で不安定なものの印象をぬぐえないのでしょう。
処女率とか童貞率は、その結果だと思います。
追い打ちをかけるのは、受け入れ先のない親の医療や介護問題。
環境問題で言えば、色んな意味で自分が自分で、もはや手いっぱいの大人たちが増えた、そういうことなんです。
多様性過ぎる時代の中で、
そんな余裕がない人間同士が、
他人の背後を分かち合って、一つになる、
というのは、なかなかに厳しいのかなあ。なんて。
経済効率性には疑問詞がある有機物か
対価に見合うサブカルチャーの無機物か
心の豊かさとか、満足感とか、
幸せのカタチとは自分次第でもあるので
後々に、自分がやり残したという後悔のない人生を選ぶ
長いようで短い一生
そう言う事なんじゃないかなあと思ったりします。
恋愛する別れるとか、結婚離婚とかが、
guiltyか否かなんて判断ではなくて、
鈴虫のように、真夏の求愛の恋のままこの身も終えられたら
なんて美しいのか、なんて思う今日このごろでございます。