匿名希望さん 女性 41歳
元夫は結構嫉妬や独占欲の強い人でした。
例えば私があやこという名前だったら、彼があやと呼んでいたのですが、他の男友達がそのように呼ぶのとかも嫌がっていました。
でも男友達を含む他の友達は彼に出会う前から、私のことをそう呼んでいたので、さすがに変えてもらうことはできません。
私はずっと共学だったので、男女分け隔てなく長い付き合いの友達がたくさんいますが、彼は男子校育ちだったので女性は異性という意識が私よりも強かったです。
初めはそれで色々とケンカしたりもしましたが、段々とわかってきたのは、パートナーが異性との接触することでヤキモキするというのは、自分が女性とは異性だから何があるかわからないという、自分自身がいざとなったら絶対ないという自信がないのだと思いました。
私自身はそういう男女でも何もないという関係が当たり前の環境にいたので、自分自身が他の異性と絶対に何もないという自信があったため、相手に対してもそうなのだと疑うこともなかったのですが、彼が初期の頃に浮気をして、それまでの彼の嫉妬心や独占欲がどこからくるの納得しました。
自分に自信がないと言っても、自分に男としての自信がないというよりも、自分がいざとなったらそうなってしまうから(我慢できる自信がないから)、相手もそうだと思って不安になるのだと思いました。
嫉妬や独占欲の強さは愛情がおかしな方向に向かってしまっている部分があるように思いますが、でもそういうのを紆余曲折色々乗り越えて、段々と私の異性との距離感を理解し信用していくようになり、彼自身ももう絶対に揺らがないと自分で思える自信がついてきたら、私への嫉妬や独占欲の強さは、方向が変わってきちんとした愛情の強さに変わってきたように思いました。
みんながそういうタイプだとは思いませんが、私が経験したのはそういうパターンでした。