匿名希望さん 男性 37歳
年の差婚の話題が出るたびに「そんな年下の女と結婚したい男は気持ち悪い」という勘違いをされている女性がドドっと出てくるので、解説させてください。
本来、年齢の離れた者同士の結婚は社会的におかしな目で見られるものでした。ですが、バブル崩壊後に個人個人の所得が減って将来を不安視した女性たちが、経済的に豊かな年上の男性との結婚を望むようになり、「こういう結婚も受け入れるべきだ。既成概念を崩せ!」と『年の差婚』という言葉を作って社会運動を繰り広げたのです。
要するに「歳は離れててもいいから優秀なATMをゲットさせろ! それを変な目で見るな!」という女性たちが起こした運動ですね。
提唱者は牛窪恵さんという方で、年の差婚関連の著書も多く書かれており、2011年には流行語大賞にノミネートされています。「年の差婚は昔からあって男性は気持ち悪い」みたいなことを書いてらっしゃる女性も以前見かけましたが、これは大間違い。まだまだせいぜい10年のムーブメントです。
なので、年の差婚を望む男性を「気持ち悪い」というのは大変なお門違いです。女性発祥の、女性が求めて勝ち取った結婚の形なのですから。
安易に男性を叩くのは、無知・無教養の現れかと思いますので、余計な恥はかかないようにするのが懸命かと思います。