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  •    経験者  自信ある! 

  • 匿名希望さん  男性  44歳

    まず私は医師です。不妊に対して理解が間違っていることが多いため、少し補足させて頂きます。

    不妊の半数もしくはそれに近いと思われる率で男性側の原因があるとみられているというのは真実ですし、婚活している男性達の今までの発言をみてきましたがそれを理解している人は多いと思います。しかしながらこれは不妊の女性達の留飲を下げるだけの少しずるい謳い文句だと思っております。

    日本生殖医学会によれば、健康状態の如何に関わらず一般に45歳を越えた女性は概ね妊娠自体は不可能となる。35歳未満の妊娠成功率は3割り越えだが、35歳を越えると2割半ばまで低下する。そのため、子供が一人でも欲しい夫婦は34歳までに出産することを考えて家族計画するのが母体にとっても安全であると提言されております。

    いくつになっても子供は産めると考えるひともいますが、妊娠には適齢期があり、女性の年齢が高くなれば妊娠は難しくなります。近時、加齢による「卵子の老化」が中年(35歳)以降の妊娠を難しくする主な原因として指摘されています。女性と男性のどちらにも疾患がなくても卵子の老化により妊娠の可能性は低くなります。 男性の場合、生殖細胞(精子)を新たに作るが、女性の卵子は発生時より分化形成され、そのあと新たに作られることはない。この結果、精子の年齢は受精時には長くても生後数日であるのに対し、排卵時の卵子の歳は排卵時の女性の年齢+1となる。どれほど肉体(体細胞)が若々しく見えても、卵子(生殖細胞)の受けたダメージをはかり知ることはできません。

    理化学研究所の所見では、例えば流産胚やダウン症などでみられる染色体の異常はその多くが卵母細胞の減数分裂の第一段階における染色体分配の誤りが原因であるとされております。これが加齢により増加するということなのです。

    そもそも男性が加齢に伴い低下するのは主に精子を作る機能の低下なので、もし男性が他の原因で不妊の要因をもっているとすればそれはその男性が何歳であっても同じことなのです。そこでは加齢の要素は少ないため、男性が何歳でも子供の染色体異常の確率はそれほど変わらないと思われます。

    可能性はあるとしても、40台以上で0歳児から育てていくのは体力もお金もいりますし、現実には大変です。

  • 匿名希望さんからのお礼

    専門的なご職業の方からのご意見ありがとうございます。

    ダウン症などの染色体異常は妊娠中の出生前診断である程度判別できますよね。その結果次第で夫婦で相談し産むか産まないか選択することは可能だと思うのですが、40歳以降の精子は発達障害や精神障害、1型糖尿病、小児がんなどのリスクが激増すると書籍で知りました。産んでみなければわからない病気、小さい我が子にハンデを背負わせるのは…と自分の年齢も含めて迷いが出始めているところです。

    具体的な数字を見て、相当な覚悟が必要だなと思いました。

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