QBQBさん 男性 45歳
「老後」という言葉は、かなりあいまいな言葉なんです。
働かずに暮らす人生ラストの30年という定義なのであれば、あなたが考えるように家のローンも完済して十分な貯金も用意して、と資産が必要になります。
でも生涯現役として働いて行くことを考えるなら、今ついている仕事を辞めた後も次の仕事、それも辞めたらまた次の仕事、とどんどん働いて行くことは全く不可能なことではありません。就労意欲と身体さえあれば、結構何とかなります。
一方で「身の丈に合った」生活をしていくことが必須です。
よくあるんですよね、1000万越えなのに収支がギリギリの人とか。
ちゃんと資産を形成しながらのギリギリなら良いんですが、そうでなかったら年収300万の人と大して差はないです。
逆に言えば1000万だろうが300万だろうが生活保護だろうが、それ相応の生活をすれば問題なく生きていくことはできます。
ここは福祉国家・日本ですから。
セーフティネットにかかることも無く、どうにもならなかったら死ぬしかないですかね。まぁその時に考えるんじゃないですか。結局のところお金が無かったらその時自分でどうにかするしかありません。
ちなみに僕は年収600万以下ではありません。同年代の平均額以上の資産もあります。有難いことに今の勤め先には退職金の制度も残っています。(この先無くなるかもしれませんけど・・)
でも退職後に貯金切り崩して暮らすのが不安だったらいつまででも働くつもりですし、何とかなると思います。
病気やけがなどのリスクは「老後」だけの問題ではなく、明日起こるかもしれないリスクです。そのリスクは老後の問題とは別に考えるべきだと僕は思っています。身体の衰えというのもそのリスクのうちの一つです。
FPさんが老後は〇千万とか1億必要とか言います。それはそれで間違ってないとは思いますが、無きゃないで何とかしていくという考え方もあるわけです。でなかったら、じゃあ貯金ないから明日死ぬしかないのか・・・っていうことになっちゃいます。