匿名希望さん 女性 46歳
私自身は一人暮らしかどうかは重視していて、実家暮らしの方は基本的にNGです。
例外は婚歴有りの方がお子さんを引き取って実家にいる場合と、介護等が必要なお身内がいらっしゃる場合です。
(それはそれで別の意味での難しさがありますが)
ご相談者様のご年齢だと、ロスジェネで本当に生活が苦しい方もいらしたかもしれないので
そこは収入面と合わせて判断したほうがいいかな、って思います。
こういう話は基本的に「お互いの価値観が合うか合わないか」っていう話で、良し悪しではないと思うんですが、
その人が理想とする結婚生活によっては、筋が悪いという判断にはなるかもしれません。
どなたかが「実家暮らし=悪という固定概念が昭和」と書かれていましたが全く逆だと思います。
昭和スタンダードは「結婚するまでは親元で暮らし」で「結婚と同時に新しい世帯を持つ」か「夫婦どちらかの実家に入る」です。
昭和スタンダードは男女の役割が完全に分担されることと、生涯未婚率10%以下が前提になっています。
女性は親元で育ちながら花嫁修業をし、結婚後は専業主婦になって家事を担う。
昭和50~60年くらいでも平均初婚年齢は25歳前後なので、多くの男女は20代のうちに独立した世帯になります。
もしくは、旦那の稼ぎが厳しいうちは実家に同居。
結婚できずに実家暮らしをする人は明確に落伍者。
これが昭和です(まだ地方のお年寄りにはこういう考え方が機能していそうです)
現在の新旧価値観が入り混じった状態で一人暮らしをどの程度重視するかは、本当に個人の好みだと思います。
ずっと実家暮らしの方も「奥さんは専業主婦で家事を一手に担ってもらえればOK」
という考え方なら、昭和スタンダードの踏襲ですし、筋も通っていると思います。
けれど「二馬力でガッツリ働く夫婦」を目指すなら、家事もフェアさが必要です。
外で働く能力同様に、家事能力も重要です。
未経験者より経験者が優遇されるのは当然なので「結婚後もバリバリ働きたい女性」のうち「一人暮らしの女性」からは避けられると思います。
相手にしてくれる女性が減るを承知の上で、実家暮らしを選択してるならそれも良しでしょう。
「共働きだけど家事は奥さんにお願い」という思考ならサイテーの部類。
あと、一人暮らしの上で、どんな生活をしているか(どの程度の家事レベルか)は部屋を見て聞き取りすればある程度分かると思います。
親が出入りしてアレコレやってるとかいう人もいるとは思いますけど、それは例外でごく少数でしょう。
大多数の男性は「地元を離れて都内で一人暮らし」ですから。
長文失礼しました。