匿名希望さん 男性 37歳
平等ではありませんよ。
いまだに男性が主夫をしていると「男のくせに」などと見られるのが日本です。これは働く女性が「女のくせに」と言われるのより、よほど重い偏見をもって口にされます。女性の無職と男性の無職、明らかに世間の風当たりが強いのは男性のほうです。
女性側からしてもこれは同じでしょう。不条理な差別を感じることは、多々あると思います。先の医学部の問題などはひどい話です。
こうした性差別は社会の風潮ですから、仕方のないことです。ですが社会を作っているのが個人個人であることを考えれば、個人が差別をやめていけば、だんだんと社会的な差別もなくなっていくものでしょう。
男性に「男なのに/男なんだから」と思うことを自分に許している女性も、女性に「女なのに/女なんだから」と思うことを自分に許している男性も、自分が「男のくせに」「女のくせに」と性差別の対象となることを容認しているのと同じことです。「自分は差別されたくないけど、自分がするのはOK」というダブルスタンダードは、理屈として通りません。
ですが、そのような都合のいい差別行為を行う人は決していなくなりませんので、結果的に、社会から差別が無くなることもないでしょう。
自分はそうはありたくないものですね。と「奢り議論」を見ていて強烈に思います。