匿名希望さん 男性 44歳
長くなります!
「まともな人」の多くは婚活をせずとも普通に結婚してしまうので、婚活界隈では、年齢が高くなるにつれ、そうした方が減少してくると思います。女性も同様で、「あなた奢る人?」と最初に訊くのがまともだと思っている方も、この解答欄にいらっしゃいます。しかし、これは現代ではセクハラ扱いになる非常識な質問です。してはいけません。「会計は男がするもの」と思っている男性でも、いきなりこんなことを言われたら引きますし、常識を疑われて当然です。
「いいね」や「マッチング」の前の第一段階では、
・顔写真ナシ
・無料会員
・プロフィールからまったく本人像が湧かない
という3つを切り捨てることで、だいぶ地雷率は減ると思います。よく「本気で婚活しています」と書かれているのに無料会員の方がいらっしゃいますが、たかだか数千円から1万円程度をケチる人が本気なわけはありません。顔写真やプロフィールの密度も同様です。本当に自分を売り込みたかったら、ほんの数行だけで終わるわけがないからです。
婚活である以上、最初は猫をかぶっている人も多いので、まずは嫌な気持ちになったり失望したりするのを覚悟の上で、可能な限り多くマッチングすることだと思います。そこから丁寧にやり取りをしていれば、ふとした瞬間瞬間に、お相手の性質・性格が透けて見えてくるものではないでしょうか。
私は、あえて長文でのやりとりをしています。長文が読める/書ける方はちゃんと知性や理性を持つ方が多いからです(短文の方がそうではないということではありませんし、長文の方が全員まともというわけでもありません。念の為)。そして、質問をされた場合「それならば私はこう思いますが、○○さんはどうですか?」などのように、ちゃんと返球するといいと思います。このキャッチボールができない人とは、できれば進めないほうがいいでしょう。
具体的には「なにが好きか、なにが楽しかったか」を語る方は非常に多いのですが、「どう好きか、どう楽しかったか」を語る方は、圧倒的少数派です。そして、この圧倒的少数派こそ、藁山の中の針なのだと、私は思っています。というのは、前者は自分の感情を表現することには興味があっても、それが相手にちゃんと伝わるかどうかには興味がない人。要するに、自己中心的な人です。あなたと共有したいと思ったなら、「どう好きか」は語らずにいられません。こういうところから、透けて見えるわけです。
短文は解釈の余地が非常に広いので、ついつい自分に都合よく解釈し「この人とはノリが合うな〜」などと考えてしまいますが、実際には、生まれも育ちも受けた教育も違う者同士、そうそうすんなり行くはずはありません。こういうところをある程度細かく書き、書いてもらってこそ互いの理解が深まるわけですし、自分とは違う部分も見えてくるはず。
私もすっかり初老なので婚活は簡単ではありませんが、上記のようなことに気をつけながら、何人かやりとりしています。やはり、知らない者同士の礼儀を忘れることなく、丁寧に理解し合おうとする意欲を持ち続けることしかないと思います。
長くなりましたが、いい出会いがありますよう祈っております。
おたがいがんばりましょう!