匿名希望さん 女性 46歳
(ものすごく詳しいわけでないので、あくまで印象です)
その二人は、ちょっと魅力の性質が違うかな~と思います。
木嶋佳苗の場合は「恋愛」という甘い夢を見させる能力があった。
あまりモテないタイプの男性にとって
・こんな冴えない自分を好きになってくれて
・優しい言葉をかけてくれて
・可愛く甘え、頼ってくれる
・手料理も振舞ってくれる
というのは、幸せなことだったと思います。
木嶋のルックスに満足していたかはわかりませんが、
そもそも自分がモテない自覚があれば「充分可愛い」と
思っていたのではないかと思います。
筧千佐子の場合はターゲットは再婚者が多かったみたいですね。
彼女の売りは利便性。
60代70代という「女は専業主婦が当たり前」の世代の男性が
妻という家事の遂行者を失った時の不便さは、かなりのものなのではないかと。
そこを一手に引き受けてくれるし、小奇麗にしている。
甘い夢ではなく、現実に「共に暮らしていく女性」として魅力があったのだと思います。
どちらも「自分の何を誰に売るか?」というところは熟知していて、
お金のためには男性のルックスやら性格やらは一切無視できる。
優先順位ははっきりしていたんだと思います。