匿名希望さん 女性 40歳
交際期間を含めトータルで9年間過ごしましたが、幸せだったと思います。
やはり自分のために頑張るということには限界があると思います。
お互いに自分自身よりもこの人に幸せでいて欲しいと思ったり、そういう恋愛以上の愛情の持ち方みたいなものは、やはり彼と過ごした日々がなければ感じることができなかったと思います。
だからこそお互いがお互いにとって、自分が相手の人生を一番幸せにできる人間ではないとなってしまった部分もあります。
それぞれにもっと幸せにできる相手がいると思いました。
子供がいないので、もう今どこでどうやって暮らしているのかお互いに知りませんが、そういう人と一緒になって幸せになって欲しいとお互いに心から思っています。子供がいたらまた色々と違っていたかもしれません。
一緒にいても苦しいし、離れても苦しいという感じだったので、ある意味修行だったとは思います。
なので幸せ度と辛い度というものが合わせて100%で、片方の割合が増えたら片方が減るというようなグラフではない感じです。
過去の離婚経験から、やはり結婚は好きだけでは乗り越えられないものもあると思っています。
でもよくこちらで好きでなくても結婚相手にできるかという議論がされていますが、そこで特に男性に好きでなくても一緒に生活するのに問題がない相手であればOKというような意見をよく見かけます。
長年の夫婦がずっとそういう気持ちを持っているわけではないのだからというような意見も見かけます。
そういう方たちとその好きという気持ちの程度の違いなどがあるのかもしれませんが、私はそういう気持ちを経てできた家族としての愛情というものと、初めからそういう気持ちがないのとでは全く違うとは思います。
特に過去に結婚までしなくとも一度でも誰かとそういう深く想い合った経験がある人の場合には、そんな生活って毎日味のしないスープを飲むようなものだと感じてしまいます。ただ栄養を摂るためだけにスープを飲んでいる感じです。
確かに生きていくにはただ栄養さえ取れれば良いという考えもあるとは思います。ひとりではまともに栄養も摂れないという人もいるかもしれませんし、そんなスープなら2人で飲まなくてもいいという考えもあるかもしれませんし、ひとりの方が毎日おいしいスープを飲めると考える人もいるかもしれません。
私自身はやはりまた毎日おいしいスープを2人で飲みたいですし、味のないスープを2人で飲むよりは、ひとりの方がおいしいスープを飲めるかなとは感じています。
それぞれ求める形は違うので正解はないと思いますが、私はそういう人の意見を見ていると、確かに結婚には好きだけでは乗り越えられないことがたくさんあるけど、それが好きでもないのに乗り越えられると本当に思うのかな?と感じたりもします。
話がズレてしまってすみません。