匿名希望さん 男性 52歳
私の小学校〜高校の同級生に、赤緑色盲の男性がいました。
小学生の時、彼はよく絵の具を持って来るのを忘れて、クラスメイトのところに借りに行きましたが、貸してあげる子は全員、絵の具のラベルを剥がして貸してあげました。(貸してあげる子は、ほんの数人でした。)
それが次第に悪質化して、赤と緑、黄緑とオレンジのラベルを付け替えたセットを、彼専用のセットとして、あらかじめ用意しておいて、彼に貸してあげるようになりました。(その後、黄緑とオレンジのラベルを付け替えずに、赤と緑のラベルだけを付け替えて貸してあげました。)
校外の写生大会の時の彼の作品は、郵便ポストが緑色、信号の左右が逆、歩行者用信号の上下が逆となり、春なのに、木々が紅葉していたのでした。
大学受験の時、模試で取っていた偏差値よりもはるかに低い偏差値の国立大学の薬学部を受験したら、すべて不合格でした。試験の時に、学校から色盲検査を受けさせられたそうです。(調査書に、色盲についての記載があって、大学はその確認をしたそうです。)
色盲・色弱は、遺伝するそうですが、女性には普通出ないそうです。