匿名希望さん 男性 51歳
私の出身高校は、卒業生の1割が国公立大学の医学部医学科に進学します。
私も、国立大学の医学部医学科に合格するだけの成績を取っていましたが、理学系に進学しました。医師の生活は実体験していませんが、友達付き合いしている医師が多数います。
彼らの生活をSNSで垣間見ていると、成功している人ほど、忙しいです。ある人は、外国のホテルから撮影したビーチなどの写真をFacebookに頻繁に投稿しているので、海外旅行が趣味なのかと思いましたが、そうではなくて、難しい生体移植の手術のためにあちこちの国に呼ばれていたのです。手術が終わると、観光はちょっとだけして (しない時の方が多いらしい)、日本に帰って来るのです。そして、翌日には、日本国内で手術をします。3年間で600件の手術をしたとのことです。
同窓会で、医師になった同級生たちの噂話を聞きますが、暇な医師はいないようです。(複数病院掛け持ちの医師も少なくないです。。)
休日は、カルテ整理に追われて、どこも遊びに行けないことも多いとか。
(もちろん、免許取ってから、まともに勉強していない医師もいます。以前、中学校で習うレベルの、人間の心臓の構造を正しく図に描けない医師に遭遇したことがあります。社会人の教養講座の時のことでしたが、間違いを看護師に指摘されて、逆ギレしていました。この人は、職業を振りかざし、周囲の受講者たちをバカ者呼ばわりしていたのでした。)
私は、コンピュータ技術者やってますが、本や論文を電車の中で読んで、どこかに出かけることが多いから、彼らに比べたら、ずっと時間に余裕があります。
人の命を預かるというのは、大変なことなのだと思いました。