匿名希望さん 女性 34歳
喪失感、比較してしまう気持ち、比較してしまう事への罪悪感、亡くなった彼へ操だてたい気持ち…、
とても良くわかります。
悲しい気持ちは多少は軽減したでしょうか?
眠れていますか?
あまりに悲しい気持ちが続くようであれば、お近くの心療内科等を受診する事も検討してくださいね。
さて、私には貴女の悲しみを今すぐ全て取り除くことはできません。
ですが、代わりに私が愛する人を失った時に出会った言葉を送りますね。
『諸行無常』です。
私は愛する人を失った時に、その事実を受け入れられませんでした。
また、他の男性に好意を向けられても、気持ちが動く事はありませんでした。
失った彼の素晴らしい部分だけと比べるのと同時に、
どこかで、心変わりしてしまう自分が許せないという気持ちがあったからです。
「私は彼と一生添い遂げようと誓ったのだ!私の彼への想いは、簡単に薄れるものではないはずだ」と。
ですがね、人生で、一生ずっと変わらず同じままのものなんてありえないんです。
環境でも心でも。
私も貴女も愛する人が隣にいるのは、奇跡の様なことなのだと学びました。
心も同じです。変化します。
つらい気持ちも悲しい気持ちも、狂おしいほどの彼への想いも、少しずつ少しずつ変わっていきます。
けれどそれで良いのです。『諸行無常』です。
変わっていく自分の心を、責めないであげてください。
他の男性を亡くなった彼と比較してしまうのも、今は仕方のないことでしょう。
彼は素晴らしい人でしたものね。
ただ頭の片隅に置いておいてもらいたいのは、(あえて誤解を恐れずに書くなら)彼の代替品・上位互換品というのはありえないのだという事です。
神様になった彼に敵う男性はいません。
地球のどこにも。
いつかきっと質問主さんの心を動かしてくれる男性が現れますよ。
その時には、動いてしまった自分の心を責めずに褒めてあげてくださいね。
「壊れずに良く頑張ってきたな!私の心!」って。
今はまだ真っ暗な中で、進む方向もわからないかもしれません。
ですが、それは泥の中でもがいているからで、水面はあともうほんの1センチ上かもしれませんよ。
いつかきっと、光の中へ出て、また楽な気持ちで呼吸ができる日がきます。