匿名希望さん 女性 43歳
結婚というのは制度や生活形態の問題ですよね。
同じ籍に入り、生計を一つにするということ。
恋愛というのは心の問題ですよね。相手を慕う気持ちに基づいた関係です。
なので惹かれあう気持ちが全くなくて結婚するなら恋愛なしの結婚だし、
逆に結婚しなくても恋愛は可能です。
また、恋愛に性的関係は関係ありません。
片思いや報われない恋も恋愛ですし。プラトニックでも恋愛ですし。
一方で、結婚となると性的関係は避けられないと思います。まったく肉体的な関係をもたない結婚はなかなか考えにくい。
そうした意味でも、恋愛と結婚は違うと思います。
慕ったり喜ばせたいという気持ち、つまり精神的なものによるつながり=恋愛の関係、
身体や生活といった物質的・実質的なものによるつながり=結婚の関係、
といったところではないでしょうか。
どちらが遊びでお気楽かというのは人それぞれですね。
恋愛は重いから今更疲れるけど、生活の為に結婚はできる、という人もいますし、
恋愛することで活力もみなぎるし生きてる実感が湧くけど、結婚は面倒、
と言う人もいると思います。
結婚しないなら遊びも恋愛友達も一緒、無駄…そういう価値観の人もいるでしょうが、
恋愛感情がないなら結婚しても無駄…そういう人もいるでしょうし、
恋愛も結婚も友人関係も、それぞれに重要で、それぞれに価値がある、という人もいると思います。
私自身の考えは、結婚は自分自身の生活のために打算でする面が大きくなりがちなものなので(女性にとっては、安定的な収入と安心して子育てできる環境を得るためのものになりがちだし、男性にとっては性的パートナーを得るためのものになりがちです)、それだけだと味気ないなあと思います。
かといって恋愛だけで生きていけるほど達観してもいないので、
やはり両方あるのがいいです。
恋人であり親友であり、夫でもある、そういうパートナーが欲しいです。