匿名希望さん 女性 47歳
「人として好きである」ということと「恋愛感情がある」ということは別だと思います。
恋愛感情は何年も続くものではないと思いますから、結婚して数年経てば、相手に対する気持ちは、異性に対する激しい恋愛感情から家族としての愛情や信頼や愛着などに変わると思います。
そして、恋愛感情が薄らいだとき、それでも、その人と一緒にいたいと思えるかどうかは人(家族)として好きかどうかによると思います。
質問者様のお相手の方も、条件をクリアしていれば誰でもいいというわけではないでしょう。たぶん、質問者様を男性としても人としても好きになれると思ったから、結婚を前提としておつきあいしたいとお考えになったのだと思います。
それに、婚活サイトでの出会いの場合、結婚を前提としたおつきあい=婚約、ではないと思います。つきあってみてこの人は違うと思えば、恋愛でのおつきあいと同じで、別れる可能性はいくらでもあるでしょう。
質問者様のお相手が結婚相手に何を求めていらっしゃるのかわかりませんが、40代以降であれば独身の人は少ないですから、出会える限られた人数の人の中から選ぶしかありません。20~30代の、周りの同年代の半数以上が独身という人たちとは異なります。
その出会えた人の中で、自分の条件をクリアしていて、しかも人として好きになれそうな人というのはそんなに多くはないと思います。さらにその中で相手も自分を気に入ってくれる可能性があるという人はもっと少ないです。そして、年齢が上がれば上がるほど、そういう相手は減っていきます。
質問者様のお相手の女性が、婚活を最初からお見合いと割り切って考えていたのか、それとも、婚活をしていく中で割り切った考え方に変わったのかわかりませんが、リアルでも選べるほどたくさん出会いがある人ではない限りは、数年以内に結婚したいと思っていれば、どこかで割り切って考えることになる場合が多いと思います。
上のような意味で、期限を切って考えた場合の「キープ」はあり得ると思います。本命が現れるまでのつなぎではなく、期限までに本命が現れるかどうかわからない場合の最終候補の一人という考え方でしょう。
質問者様が、例えば、3年以内に結婚するというような期限を設けておらず、もし恋愛感情を持てる相手が現れなかったら結婚しないということも選択肢として考えていらっしゃるのであれば、キープは必要ないと思います。
ちなみに、私は結婚したい相手が見つからなかったら結婚しなくてもいいと考えているので、キープとして誰かとつきあうということはしませんが、相手の方がそのように考えるのは仕方ないと思っています。