匿名希望さん 男性 35歳
中の上ぐらいの比較的裕福な家庭で3人兄弟の末っ子として育ちましたが、過干渉で横暴な父親の言動に気を遣い、父親に言われるがままの専業主婦の母親からは父親がいない時に出来の良い兄や姉と比較された上でネガティブな言葉を浴びせられて育ち、あげくに成人してから「私たちはあなたの子育てに失敗した」と、失敗作の烙印まで捺されました。
ですが、私はそれが普通だと思っていたので、自分が見捨てられ不安、自己否定感が強いとは思わず、ずっと「普通の家庭で育った、普通の人間」だと思っていました。
一度結婚もしましたが、明るく陽気な仮面をかぶっていた結婚前と違い、結婚後はいつも自信が無くおどおどし、周りの顔色ばかりうかがい、ネガティブな発言が多い素顔を出した私に健全な家庭で育った前の妻にも愛想を尽かされ、結局離婚。離婚が原因で鬱を発症。カウンセリングに通うようになって初めて、自分が見捨てられ不安、自己否定感が強く、私の家族が少しおかしいことに気付きました。
しかし同時に、子供がいなくて良かったと思いました。私が親になったら、自分が親から受けたような発言を子供にもしてしまいかねなかったと思ったからです。
精神論的に「自分で努力して変わるしかない」とか言うつもりはありません。カウンセリングで心理療法を受けるなど、他の人のサポートを受けて少しずつトラウマを解消し、健全な人に近付く方法はありますので、そういった方法を活用すれば結婚に対するご自身の中でのハードルも低くなるのではないでしょうか。私はそうやって、再婚することを目標にしています。
ご参考までに。