匿名希望さん 女性 50歳
サイトを通じて出会うということは、
幾らメールを重ねていても、連続した現実とは違うので。。。
心理的には、断片的な印象を繋ぎ合わせている ジグソーパズルに似ていると思います。
ピースが足らない部分は、記憶や気持ちを安定させる為に、無意識に脳が都合の良いイメージで勝手に埋めている可能性さえあります。
まずは相合傘の件
ビニール傘の長さは60cmですから、×2倍で120cm。
お二人の肩幅は40センチずつとして、遠慮しても40センチ、濡れないようにとなれば、もはや空間は取れない。
人間には誰にでも、パーソナルスペースがあります。
これは自分を守るために、他者との距離を作らせる防衛本能あのですが、最も日常で近くが許せる他人との距離は、密接距離で、0cm〜45cm。
これは、家族、恋人など、ごく親しい人がこの距離にいることは許せるが、それ以外の人がこの距離に近づくと不快感を伴うとされていて、友人とは45センチ以上から120cm以内とされています。
取りあえず、近場のコンビニなどで傘を買うまでにすればよかったですね。
御相手が相談者さんに感じる距離感と、相談者さんが彼に感じる距離感とのギャップが生まれる結果になった初めのきっかけだと思います。
距離感を感じてれば、ゆっくりと相手の受け入れる気持ちを推し量りながらの探り合いだったのでしょうが、一気に心の告知の整理がつかないことまで、告白してしまったのではないでしょうか?
相談者さんにしてみれば、脳の錯覚というか、見えていない部分の具ワイの悪い所を一気にカミングアウトされて、冷静になってみたら、こんな条件ならメールだけで会っていなかったと、プチパニックなのではないでしょうか?
その上、空間的距離だけではなく、心の距離の踏み込まれたり、実際の普段の生活エリアまで介入してくるのかと、いきなりパーソナルスペースを超えて、お相手側が自分の意のままに動かそうとされているようで、怖くなったのではありませんか?
カミングアウトの内容で、お話の続きを聴くことで、不安が払しょくできるなら良いのですが、そうでないならば、逆に不信感になってしまった嫌悪感は雪だるま式に大きくなってしまうのかなと・・・
相談者さんが気持ちの整理がつくまで、無理に逢っても発展ではなく、お互いの時間が無駄になるように思います。
その辺の事をご自身で再度整理されて、お相手とお話合いになられたらいかがですか?
もしも、会うのならば、相談者さんのこころが妥協できる場所が良いと思います。違和感がある以上、日常での生活エリアはお勧めしません。
御相手と拗れた時に、日常での外出がおっくうになったり、怖くなっていはいけないと思うので。