不動産業者社長さん 男性 47歳
再記です。
自営業者のエピソードを2つ紹介しましょう。
私の友人で今年39歳、創業10年目で元超一流電気会社の総合職だったイケメン社長がいます。最初仲間4人と始めて現在は社員5名、バイト5名の10人態勢で23区人気駅前に店舗を構えています。
そんな彼が前妻に起業独立を打ち明けたときのこと
「私は一流会社のサラリーマンと結婚したのであって、明日をも知れない自営業者と結婚したつもりはないの」
という向きの事を言われたそうです。しかも子供がいなかったため即・三行半!
彼は24歳で結婚し26歳で協議離婚しました。
その後ある難関国家資格試験にパスし、現在は宅建業とツインで頑張っています。
彼の前妻は安定した生活を望んでいたわけで、子供も欲しい年頃ですから決しておかしいとは言えません。
また私も初婚の前、大手不動産会社にいた頃、成約したお客様から「アナタいい子紹介するわよ」と、偶然別別に大手都市銀行の女子行員を紹介して頂いたことがありました。27歳の時です。
そのうち一人と仲良くなってデートした帰りに将来展望を語っていて、独立志向を話した途端、彼女がキッパリこう言ったのです。
「私は実家が自営業で、父親が資金繰りに苦しんでいた姿を見て育ってきたの。だから銀行員になろうと思ったのよ」「独立を考えている人とは付き合えない」
このように自分の体験から自営業をNGとする女性もいます。
安定した所得と生活を望む女性はおそらくほとんどだと思いますから、特にスペックから入っていく婚活サイトでは自営業者が敬遠されがちです。(ちなみに私は経営者の女性としかメッセージ交換していません)
じゃあ、自営業者の妻ってどういう人なの?というと、案外普通の人が多い気がします。「こんなはずじゃなかった」と言っても好きで一緒になったのだからと脱サラして割烹を出した元高校球児に付いて行った女性もいます。
結局は当人同士の相性が大事ではないでしょうか。
同居の問題や本当に食べていけるのか?
それは相性問題をクリヤーした後でもいいと思います。
自宅事務所に住まなくともアパートでも借りて別居すれば済むこと。私だったら、絶対に出て行きますよ。
実際に親の七光りを振りかざすイヤ~な業者のトップもいれば、家康、秀忠、家光の「葵三代」のように先代が築き上げたベースを使って更に高みを目指す立派な経営者もいますので。
イメージ先行するのでなく、当人と良く話して判断されるといいでしょう。