匿名希望さん 女性 44歳
私はるりさんよりだいぶ年が上ですが、私の年齢でも、40代の男性は子どもが欲しいとおっしゃる方がかなり多いです。年収かかわらず、なのは、家族をもちたい人間の本能なのかもしれませんが、将来的なことを考えていない方があまりに多くてびっくりすることもあります。中には、40代半ばですが年収が高く、養子でもいいから子どもがほしい、という考えの方もいらっしゃいました。そこまでの覚悟があるなら、大丈夫かなと思いますが、大半の方は、私の稼ぎをあてにしていらっしゃるようで、私も今の職は一度抜けたら今と同じ立場ではいられないような厳しい世界なので、子どもがほしいなら、私の稼ぎをあてにしないでも大丈夫なくらいの方でないと難しいと思っています。
婚活している女友達から聞いた話では、40前後まで独身の男性のなかには平均年収以上あるのに貯蓄がほとんどない方もいらっしゃるそうです。彼女は30代半ばで子どもがほしいという考えなので、それが主な原因で別れたとのこと。その話を聞いて、プロフィールでは年収しかわからないけれど、お金の使い方が大事だなぁと思うようになりました。独身生活が長くて、年収の割にお金のかかる趣味があったり、何かと浪費するような男性だと、子どものことを含めて真剣に考えてもらわないと結婚相手にはできないですね。
ちなみに、私は父が44歳、母が34歳のときの子どもです。父はメーカー勤務のサラリーマンで出世はほとんどせず、母はパート勤務か主婦でした。ですので、私は幼稚園から高校までは公立で、大学は積み立てておいてくれた学費で通いました。お小遣いは高校までで、大学時代はアルバイトでお小遣いを稼いでいました。洋服などももちろんお小遣いから出して、日本育英会の奨学金で本代にしたりゼミ合宿の費用に充てたり語学学校に通ったりしていました。その後就職して、大学院に入りました。大学院の学費と本代は給付奨学金と日本育英会の貸与奨学金で、お小遣いはアルバイトからです。
そこまでは順調だったのですが、30代は親や近しい身内の病気や死が相次ぎ、お見舞いやお世話で心身ともに疲れ果ててしまいました。親が晩婚だったので、身内も高齢なんですよね。そして、私自身も職場が新築ビルに移転してからシックハウス症になり、体調の悪い中生活費をなんとか稼ぐ生活をしていましたので、今でも年収は低いです。体調が持ち直したので婚活を始めたのですが、実生活でことわってしまったことをたまに後悔したくなるほど、婚活ではうまの合う方との出会いは少ないです。
40代以上の夫婦の場合、子どもにかかる学費については奨学金などでどうにかなるにしても、場合によっては、子どもが授かるまでの不妊治療、子どもの習い事、子どもや自分たちの病気、親の介護なども差し迫った問題として考えておく必要が出てくると思います。
婚活で知り合って、いきなりこうした重要だけれど重い話題を出せないでしょうけれど、何か問題が出てきたときに、面倒くさがらずに一緒に取り組んでくださる方を探したいものですね。サイトでの出会いではそうした方を探すのはかなり難しいと感じています。