匿名希望さん 男性 45歳
前妻を数回殴ったことがあり、徹底抗戦して裁判寸前までいったものです。
X2ですが、最初の妻だけでなく、女性を殴ろうなんて今まで考えたこともありませんでしたし、前妻のおかげでストレスで不眠症、鬱、髪が7割抜け落ちるほどまでになりました。
まず、DVかどうかを決定する裁判はないと思いますので、離婚裁判ですよね?
裁判で夫側のDVが原因と認められ離婚となったということだと思います。
でしたら、正確に理解しないと貴殿自身がそのお相手をDV野郎に仕立て上げることになってしまいます。
DVと聞いただけで事実を知らない方々が簡単に人格を否定したり、怖がったりして、結果、本当は優しい人を、まわりが暴力人間としてしまうこともあるんです。
そもそも、婚姻には協力、継続義務等がありますので、どちらが原因で婚姻が破綻したかということが裁判で問題になります。DVをしたかどうか、その程度は婚姻関係破綻の原因をはかる一つにしかすぎません。
DVは手や言葉の暴力だけでなく、暴言を言わなくとも、自分に都合が悪いと相手と向き合わず、話し合いから逃げて黙り込んだり、シカトし続けたり…「何もしない」ことも立派なDVで協力義務違反です。
しかし、精神的なDVや義務違反の場合は立証することが容易ではなく、暴力の場合は立証しやすいだけにすぎません。特に暴力は痣さえ見せれば診断書を作れるので証拠作成は簡単です。
誤解してはいけませんが、診断書で「暴力で痣ができた」みたいな原因は書けません。あくまで「打撲」という記載です。ですから診断書だけでは事実関係はわかりません。
日本では異常なほど女性に有利になっており、いくら相手が悪くとも夫が手を挙げたら、夫側が勝訴する確率は極めて低く、弁護士も夫側には容易に弁護を受けてくれないんです。
しかも、妻側弁護士は妻をたきつけて簡単に裁判までもつれ込ませます。勝つ確率が高く、妻側弁護士は勝利報酬で儲かるからです。
離婚問題って弁護士から見たら、手間はかかるし感情論になるので本来は割にあわないんです。
離婚問題の相談を行なっているところが、行政書士が多いというのもそういう実情からです。
しかも、女性って自分を守るとなると本能的に嘘もつけて、自分が悪いのに「相手が全部悪い」と言えてしまう。
離婚専門の”女性”弁護士が「女性がよくやる手です」と言ったのには絶句しました。
あくまで暴力は結果であって必ず原因があります。夫婦喧嘩なんですから、もともとは喧嘩両成敗なんです。
裁判では本来両成敗なことを、無理矢理「殴られた」という「結果」だけがピックアップされやすいということです。裁判所は万能ではありません。
女性は瞬間の気持ちで行動する傾向があり、また弱者という意識が強いので「殴られた結果」だけに視点をおいて感情的になりがちです。
でも、男性は理屈で考えますから、今までのことの流れがあった上での結果なんです。突然振ってわいて暴力をふるうことができる人なんて本当に限られていると思います。
本来、婚姻には継続義務、協力義務があり、喧嘩をした場合も「双方が」結婚を続けるために最大限の解決の努力をしなければいけないんです。
相手が怒れば、なぜ怒っているのかを聞いたり、どうやったらそれが収まるかを考えて問題解決する努力をもう片方はしなくては義務違反になります。
文句を言うだけでは義務をやったとはいえません。
つまり(一般的な)夫がDVを行なう時には、少なからず妻側に義務違反が発生している確率も高いんです。ですからDVが発生したという結果を見ただけで、その人を判断してはいけないと思います。
結婚は恋愛ではないので、双方が責任を持った行動を取らなければならないと思います。女性だからと言って、弱者であるのが当たり前という態度を取っていては夫は大変です。世帯というリスクを持った以上、両方が弱者なんです。
ですから、男も女性心を理解する努力が必要ですが、女性も男性心を理解しなければ夫婦ってうまくいかないと思います。
なので、DVは病気だなんてとんでもありませんし、誰だってDV加害者になり、DV被害者になるんです。それが「夫婦」だと思います。
相手がDVをするような人かどうか、それは貴殿次第なんではないでしょうか。
ちなみにDVで手を挙げる人ほど優しい、真面目な人という考え方も実はありますよ。手を挙げなければいけない極限状態まで、我慢に我慢を重ねることができるのですから。
我慢ができない人は、妻が嫌になって浮気に走りますよ。
夫婦のことは夫婦しかわかりません。どんな親しい友人であってもDVにあったという話だけでは中身はわかりっこないですし、DVという言葉だけで、話が偏見ばかりになってしまうと思います。
長文すみません。