青春の1ページさん 男性 49歳
大学3年の夏休み。
男3人でバイクで海水浴に行く日の朝、
集合場所にしていたのは、
玄関が1つで左右に男女の部屋が別れた、銭湯のような学生寮。
玄関先に、子犬と戯れる女の子1人。
その子は、なんと、県人会のコンパで出会った子!!!
二言、三言、言葉を交わし、そのまま男3人で海に。
その晩、俺は勇気を出して、ドキドキしながら彼女に電話してみた。
今とは違う、ピンクの公衆電話(10円硬貨しか使えない)。
当時は当然、電話機は寮に1台しかなく、
彼女を呼び出して、彼女が受話器を取るまでの時間が長く、保留音が切なく鳴り続く。
それから毎晩のように電話で話すようになり、
いつしかデート?もするようになっていた。
夏も終わりに近付き、台風シーズンに入った。
彼女の寮は、ブロック塀と有刺鉄線で囲われ、普通は中には入れない。
が、
その年、すごく大きな台風(神風?)に襲われ、
彼女の寮のブロック塀が倒れてしまい、
彼女の寮は無防備な状態(笑)になってしまった(笑)
たまたま運良く(?)彼女の部屋は、1階の端。
「神様、ありがとー!!!」(心の叫び)
俺は、毎晩、夜な夜な、彼女の部屋の窓の前にバイクで乗り付け、
磨りガラスを「コンコン」とノック。
、、、長くなったので、ここまでにしておきます(笑)