線香花火さん  女性  57歳

私が３０歳 の時、大好きな人がいました。

お友達でした。

彼が、寝袋作って言ったんです。

冗談か、本気か、わかりませんでした。
キルティングの厚い布、
ミシンが駄目でした。
手縫い、布が厚くて、針が通らない、
夏、暑い、針で縫う、手首が痛い
一ヶ月位で、手作りの寝袋、作りました。
なんせ、片思いと思ってましたから、彼女になりたかったから、必死で作りました。
作るの、疲れました。
彼に連絡しました。
びっくりしてましたよ。私が、本当に作る、思ってませんでした。
私の街に取りに来ました。
偶然、花火大会でした。
花火大会、夜あるから、話したら、
一緒に行こう、言われて、
バス停があるのに、歩かされた。
大好きな人と、二人で行ったから、嬉しかったです。
最初で最後のデートでした。
その後 原因不明の病気が悪化して、
連絡止めました。
彼は、私から振られたと思ってます。
彼は、私が大好きで、私と結婚したいと思ってたらしいです。
彼の友達が聞きました。
私は号泣しました。
私の片思いと思ってたから、彼が私と結婚したい、嬉しかったです。
以前、プロポーズだけ、された事ありました。
いきなり、料理上手になったら、嫁さんしてやる、
２回されました。
俺は変わり者、私も変わり者 だから、二人はお似合いだと思う。言われて、
意味がわからなくて、
冗談だと思ってました。
彼、私、登山が大好きでした。山で知り会いました。
爺さん、婆さんになっても、登山したい言ってましたから、
明日の命がわからない、
多分、登山は無理言えませんでした。
いつ、命が終るかも知れないから、結婚して、言えませんでした。
本当の事が言えませんでした。諦めました。

その後 病気が良くなりました。

二人で行った花火大会から、1年後、
私の街の、ある駅で、彼が偶然、いました。
私の街に来る事はありません。家が遠いから、

スーツ姿でした。友達と一緒でした。私に気付きません。じっと、見てました。悲しくなって、泣いて、座り込んで泣いてました。家にどうやって帰ったか、覚えてません。
会えば、会うたびに、好きになっていく人でした。
嫌い所も、好きでしたから、
一番大好きでした。
病気しなかったら、結婚してたか、今も、わかりません。
花火が舞い上がって、すぐに消えた
夏の悲しい、切ない思い出です。
私も、お揃いで寝袋作りました。
山仲間が、知り合いとか、連れて来ます。
１００名以上、繋がりが凄かったです。キャンプ、登山、海、宴会、男友達の家に遊び行く、
宴会する為に、家作った人もいました。

カラオケがあるから、２０名以上、集まる、女友達と雪ダルマ作った事もあります。
楽しかったです。沢山遊びました。純粋に友達になりました。楽しかった思い出です。
今の出会いは違います。
金しか、頭ありません。
オバサン友達作っても、無職になったら、携帯、ワン切り、３０回以上してきます
急用かと思いました。
携帯料金、私に支払いされました。
ランチしても、たかりと同じです。
他のオバサン友達とランチしたら、妬きます。
騙されるから付き合うな言ってきます。
私のお金が減るのが、心配してます。
男も同じです。私のお金、目当て、申し込みに来ます。
昔みたいに、純粋に友達なりたい、純粋に好きになって、気に入っている人に、巡り会いたいです。
今の出会いは、金 金 金、うんざりです。