進一さん 男性 47歳
あなたの言われていることは正しいとおもいます。
世の中にはルールというものがあります。
こういう言葉の問題も、そのルールのひとつです。
言葉は単なる伝達手段ではありません。
言葉は一つの文化であり、日本語は日本文化の現れなのです。
そうでなければ、「文学」というものは生まれないでしょう。
古典文学には古典文学の世界があり、村上春樹には村上春樹の世界があるのです。それは言うまでもなく、言葉によって構成されているのです。
それはまた、言葉のルールによって構成されています。
無論、それらには独特の言い回しや言葉があります。
しかし、下地になっているのは「言葉のルール」です。
「こんにちは」と「こんにちわ」!
どうでもいい問題に思われるかもしれません。
しかし、こういうことを曖昧にしてしまうと、世の中は乱れてしまいます。例えば、交通ルールを見てみればわかりますね。皆が勝手に動いてしまったらどうなるでしょうか?
言葉の問題も同じです。
「どうでもいい」と考える人は、それだけの人ですよ。