ほのかさん 女性 34歳
もしも私がそのように申込みされたら……ということを想像して、個人的な考えを述べさせていただきます。
まず、私は質問者さんの、「隠したくない、嘘をつきたくない」という誠実で潔い姿勢が、素晴らしいと思います。
おそらく、実生活でいわゆる身体的なハンディだけでなく、心理的に嫌なご経験も、されてこられたのではないかとお察しします。それでもこのように真っ直ぐポジティブに頑張っていらっしゃる姿にエールを送りたいです。
私なら、申込み文やプロフィールを見て、まず全盲でいらっしゃることと、実際の日々の生活はどのようにされているのか、そのあたりをじっくり拝読します。
そして、おそらくOK返事にこのように記載するでしょう。
「あなたの誠実な態度に好感を持ちました。しかし、正直に申し上げて、子どものことなども考えると、結婚には至らないかもしれません。けれど、何事もご縁ですし、何より、自分の知らない世界の方と交流することで、学べることがたくさんあると思います。いつも、街中で白い杖をついている人を見かけると、どこまで声掛けすればよいのかと迷いつつ、少し観察して困っていらっしゃる様子なら、失礼にならない範囲で、「何かお手伝いしましょうか?」「良ければ一緒に信号わたりましょうか」などと声掛けしています。そういったことを、あなたとの交流でより良い対応ができるようになれたらうれしいですし、友人としてなら、全盲でいらっしゃることは全く気にしません。友人のままでいる可能性もありますが、それでもかまわないのでしたら、まずはお友達になりましょう」
ただ、私はどうやらこのサイトでは相当変わり者のようですので、あまりご参考にはされないでください(^_^;)
他の回答者さんを批判するつもりはないですが、「知らないからわからない、だから怖い」は言い訳だと思います。「知ろうとしてない、関わりたくない」のが本音なのだろうと。悲しいことですが、それもまた世間の、障がい者を取り巻く現状の一つなのでしょうね。
私は、わからないからこそ知りたいです。それは障がいのあるなしに関わらず、さまざまな面においてです。知っているから自分には合わないと断るならわかりますが、知らないのに断る理由にはならないと思います。
最後に、以前私の市区町村で、役所が設けた、障がい者向けの婚活パーティーがありました。障がい者同士というのを相談者さんがどう考えられるかはわかりませんが、実際にこういう前例もあります。もっと、ハンディを持った人でも気にせず交流できる場所が増えればいいですね。願っています。