匿名希望さん 女性 36歳
確かに、一見、情のない男性に思えますね。
でも、可能ならば、もう少し掘り下げて胸のうちを伺ってみてはいかがでしょうか?
親御さんの病状が深刻なものでなければ、彼の行動に頷ける部分はあると思います。
急を要する状態でなければ、遠方からわざわざお見舞いに帰るのは、かえって病人を不安にさせてしまうこともあるでしょうし、ただでさえ看病で大変な兄弟に気を使わせてしまうこと(食事や寝床の世話など)もあると思います。
今回は、命にかかわるご病気ではなく、帰郷するほどではなかったのではないでしょうか?
いつまでも元気だと思ってる親が、病に倒れると辛いものです。
親御さんが元気なうちに結婚して、安心させてあげたいという気持ちが強まり、婚活に力を入れはじめたのかも知れません。
もしも、親御さんが意識もなく、集中治療室で生死をさ迷ってる最中であり、それでも見舞いにも帰らず、婚活に夢中という男性でしたら、私は絶対無理ですが…。
最後に、参考までに、私の人生観を変えた方のお話を少しだけ…。
以前、親の死を目の前にしても、哀しいと思わなかったという人とお話をしたことがあります。
なんて、薄情な人何だろう…と戸惑いました。
でも、詳しくお話を伺ってみると、私よりもずっと人の命を大切に考えている方だということがよくわかりました。
その人の言葉は、少なからず、私の生き方によい影響を与えてくれたと、今でも思っています。
違和感を感じつつも、お相手とのご縁を断ち切ろうとしないのは、彼を信じられる部分があるからだと思います。
人の別れの多くは、「勘違い」からだと聴いたことがあります。
どうか、勘違いで大切な出逢いを無駄になさらないように…と願います。