匿名希望さん 男性 40歳
結婚経験＋一応、上位所得層の者です。
ちなみに離婚ではなく死別です。
私もドケチです。リサイクルショップと100円ショップが大好きです。ドリンクバーは割引チケットがなければ頼みません。水道水で十分です。それでもなかなか大きなお金は貯まりません。住宅ローンに学費、老後資金の積み立てが大きく響いてきます。どなたかも書かれていましたが、それなりに収入があっても、子供がいたら、結構お金無くなりますよ。特に、中学生以上になったら、塾に、食費にお金がかかり始めます。まして、私学なんぞに行ってしまったらますます大変ですよ。住宅ローンを払いながらの私学学費負担は相当厳しいです(親の所得が高いと医療助成×、児童手当×、学費減免×、奨学金×の四重苦です。まずほとんどの公共サービスを受けられません…昔、甥っ子が「お金を払えば払うほど、サービスが悪くなるものはなぁに？」という質問をしてきてドキッとしました。答えはもちろん「税金と公共サービス」です)。しかも、貴女のご両親、ご主人になる方のご両親の介護問題も出てきます。特養に入るのだって何百万もかかるのですよ。さらにあなた方ご自身の老後のための蓄えだって必要です。国の年金はもはや当てにはなりません。
そう考えると、今のご主人は先見の明があります。あなたも結婚した瞬間に今のご主人くらいドケチにならないといけないと思います。そして、それが普通です。
とかく、お付き合いの段階では、記念日でもないのに、毎回高いレストランに行って、その都度何千円、何万円のシャンパンを空けて、なんてことを期待する女性がいますが、そんなもの自分から結婚相手としては相応しくないと宣言しているようなものです。ここにいる女性の中にはそういうことを是としているから結婚できない、という人もいると思います。耳に心地良いからと、話を聞いてしまっているようですが、気を付けてください。幸せな結婚をしたいのであれば、この問題は男性目線で考えるべきです。贅沢高慢独女の言い分は、耳に心地よいだけの毒です。
30にもなっていれば当然お判りかとは思いますが、そういう大盤振る舞いを女性に提供する男性は、下心があるか、または浪費癖のある見栄っ張り男性です。下心男は下心が満たされた段階で普通に戻りますが(彼氏が今、その状況でしょう)、いつまでもそんなことを続ける人は間違いなく浪費男なので、恐らく借金もたくさんあると思います(あるいは、悪いことでアブク銭を作っているか)。所得が多いと借りられる金額も大きくなるので、とんでもない金額になってしまうこともよく耳にします（高所得者には銀行が簡単にたくさんのお金を貸します。しかも、銀行ローンはサラ金と違って所得での上限がないので、銀行が貸す限りいくらでも借りられてしまいます）。
最後に提案ですが、今はまだ結婚してないわけですし、貴女が同じようなドケチになる必要はありません（でも、彼に結婚相手に相応しくないと思われてしまう可能性はあると思いますが)。彼が納得しない部分の費用負担は貴女ご自身が最初から負担する覚悟でいたらいいと思います。お話を伺っている限り、すでに彼はそのようにしているのではないでしょうか。自分が納得できない費用負担を貴女にさせているように思えます。
それから、彼が「立て替えて」と頼んできたものをあとで払ってもらえないのは、まずいですね。ケチとは話が別です。なかなか言いにくいとは思いますが、取り立てて良いと思いますよ。「今月お金キツイから返して」とか言えばいいのではないかと…。そもそも、1万円札しかなくても、それを使えばいいですよね。貴女に立替させる理由になってないです。最初は勇気が要るかも知れませんが、「私、お金あんまり持ってきてないの」と言って、立替を断ればよいのではないでしょうか。そういう貴女のお金の管理の仕方を見て、逆に彼も安心すると思いますよ。
付き合うかどうかの選択は女性が主導権を持っていますが、結婚するかどうかの選択は、多くの場合、男性が主導権を持っています。男性の方が結婚のメリットが少ないからです。くれぐれもそのことを忘れないでくださいね！ がんばってください。
